山交ビルバスターミナル(山形県山形市)←bc55 ↓山交バス(490円・約40分) 高松葉山温泉(山形県上山市) ↓山交バス(520円・約20分) 赤湯待合所(山形県南陽市) ↓山交バス(530円・約40分) 米沢駅前(山形県米沢市)
山形から上山に行く系統は2つある。私が乗るのは本数が少ない南山形経由のバスである。山交バスターミナルではバスロケーションシステムが設備されていて、自分が乗るバスがどこまで来ているかがわかって便利である。このバスは山形駅も経由して、山交バスターミナルと山形駅でそれなりに人が乗った。半分くらいの乗客が山形市内で降りた。上山市内に入ると、上山競馬場前というバス停がある。茂吉記念館も近いので、上山競馬が廃止ということになったら、茂吉記念館前というバス停名に変わるかもしれない。かみのやま温泉駅の前を経由して、高松葉山温泉に下車。上山市内における山交バスの運転上拠点になっていてバスがいっぱい停まっていた。
高松葉山温泉から赤湯まではおりひめライナーという山形−米沢間を結ぶ特急バスに乗る。特急バスではあるが、高松葉山温泉を経由する便に限り高松葉山−赤湯間は各停ということになっている。山形−赤湯間は各停のバスがあったのだが、その便が廃止されておりひめライナーに組みたまれた形になった。バスは5分くらい遅れてやってきた。特急バスだけにそれなりに立派バスだった。乗客は6人だった。各停でいちいちアナウンスも流れるのだが、降りる人はおらず、乗る人もいなかったので結果的に高松葉山−赤湯がノンストップだった。赤湯待合所では私の他にもう一人降りた。
赤湯から米沢に行くバスに乗る。これも2つの系統がある。高畠経由と津久茂経由で、高畠経由の方が所要時間も運賃も多くかかる。私が乗るのは津久茂経由である。赤湯待合所から乗ったのは私を含め二人だった。途中赤湯の市街を通るが、誰も乗らない。あとは国道13号線を南下。誰も乗らない。米沢市街に入ってもう一人の客が下車。私は終点の米沢駅前で下車。
山形から米沢までは直通バスに乗れば一本で行けるが、路線バスの旅ということで、3本を乗り継いだ。余談だが、山交バスは運賃表が電子表示ではなく、紙に書かれたものを貼っているだけなので、見づらい。