文章の杜 神宮球場で中日対ヤクルトの試合を観戦

2004/09/30(thu)

神宮球場で中日対ヤクルトの試合を見てきた。今日勝てば中日がリーグ優勝。地元名古屋で優勝を決めてほしいというのが私の気持ちなのだが、神宮だったら仕事が終わってからでもすぐ行ける。優勝がかかった試合を見に行かない手はない。

外野自由席の入場券を球場の売り場で買う。1500円。わりとすんなり買えた。この時点でレフト側は立ち見という情報は入っていた。とりあえずレフト側に行ってみたのだが、これは立ち見というレベルを超えている。立つ場所もないくらい。そして、立ったとしても試合が見えない。人人人。もうライト側に行くしかない。こちらは席に座る余裕もあるくらい。私のまわりに限って言えば、中日ファンとヤクルトファンの比率が6:4くらいだっただろうか。

試合はけっこういいゲームだった。が、ヤクルト先発藤井が引っ込んだ後に出てきた、坂元、石井、五十嵐からは点を取れそうな雰囲気ではなかった。チャンスは作ったのだが。ラミレスの本塁打が決勝点になって負け。あそこは勝負でしょうがない。塁を埋めても次がタイムリーを打っている鈴木健だったし。それにしても、バックスクリーンの電光掲示板に表示される各選手の打率と本塁打数を見ると、ヤクルトの打者の数字はどれもいい。史上最強打線かというくらい。

個人的な収穫としては、井端と荒木の守備位置を注目していたところで、そこに宮本が打ったゴロが飛び込んで併殺が見られたことと、ラミレスのヒーローインタビューで「ラミちゃん、ぺっ。アイーン。ゲッツ」が(大型モニターだが)見られたことか。試合が負けるやいなや帰る人が多すぎ。勿体ない。あういうのは見ておいて損はない。

それにしても混んでいた。男子トイレで長蛇の列なんて初めてだ。すぐ順番は回ってきたが。6回表が終わってトイレ行って焼きそばを買おうと思ったら売り切れ。そして、帰りがすごい。球場から人があふれてわけわかない状態。行きは銀座線の外苑前から来たのだが、帰りは中央線か大江戸線へと思って、多分そちらの方向に歩いているのだろうという人についていく。山手線原宿を目指す人もいたようだ。千駄ヶ谷の駅前に着いたが、大江戸線国立競技場前の入口が近くにあったので、そちらに乗った。大江戸線にしては混んでいたと思う。この車内は中日ファンらしき人が多し。新宿で降りて、かなり歩かされて山手線に乗る。こちらは激混み。中日ファンはいなそうだったが。東上線もけっこう混んでいた。こちらは中日の野球帽を被ったおっさんが一人いた。


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