文章の杜 はじめての国会図書館

2006/02/25(sat)

今日、初めて国会図書館に行った。大学のとき、同年の人が卒論の資料を求めて国会図書館に行って、国会図書館はいい、と言っていたのを聞いていたが、私は行かなかった。何か敷居が高いというイメージがある。今回、東京近郊ではここしかない、というような資料を見たかったので、国会図書館に行くことにした。

池袋から有楽町線で永田町へ。永田町の駅からそれほど離れていないところに国会図書館はある。国会図書館に入館するには、名前、生年月日、電話番号、住所を端末に入力して当日利用カードをもらわなければならないのだ。ほら、敷居が高い。こんな図書館他にはないぞ。

私は勝手に古い建物のイメージを持っていたのだが、そんなことはなくて、新しくてきれいな建物だった。新館だからか。そして、情報技術がふんだんに使われている。当日利用カードもICカードを使っている。ノートパソコンも持ち込み自由だし、電源が使える座席も多い。まさに筆記用具代わりにパソコンが使える。

見たかった資料というのが古い地方新聞だったのだが、これが縮刷版がなくてマイクロフィルムで保存されていた。初めてマイクロフィルムを使ったので、使い方がわからない。図書館の人に聞いてわかったが、ピンぼけしている。他の機械を使ってください、と言われて他の機械を使ってもやはりピンぼけしている。これはマイクロフィルムのセットの仕方が悪いだけだった。ちゃんとセットしたら見ることができた。これでマイクロフィルムはもう大丈夫だ。

やはり特筆すべきは資料の多さ。国会図書館だけあって、政治系の資料には事欠かない。ある意味興奮するくらいである。これからも来ることがあるだろう、ということで、利用者登録カードを作った。これがあると毎回入館の度に個人情報を端末に入力しなくても済む、というもの。身分証明書が必要なので、運転に使わない運転免許証を持ってきたのであった。

これまで敷居が高いと感じていた国会図書館だが、入館が少し面倒なくらいで、あとは特に問題なかった。永田町も、池袋からだと地下鉄一本で行ける。これからは、国会図書館、東京都立図書館、埼玉県立図書館を使い分けていくだろう。


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