関東一周の旅 第7回 水戸→大子 2008/12/29

行程

水戸駅(茨城県水戸市)
 ↓茨城交通(660円・約40分)
太田駅前(茨城県常陸太田市)
 ↓茨城交通(940円・約35分)
馬次入口(茨城県常陸太田市)
 ↓茨交県北バス(450円・約40分)
大子駅前(茨城県大子町)

序文

前回からの続きということで、水戸までJRで行く。ここまで来ると回送も一苦労である。

詳細

52.水戸駅(11:00)→太田駅前(11:46)  茨城交通  660円  約40分  (#628)

▼[60]増井車庫行き

水戸駅からの太田方面行きのバス乗り場は駅から少し離れた場所にあって、同じ場所から競輪の場外車券場の売り場行きのバスも発車する。バスを待っていると、11時10分発の競輪のバスのほうが先に来た。高速バスくらいのグレードのバスで、スタッフが案内していて、乗る人も多い。定時より少し遅れて、太田方面行きのバスが来た。こちらも、競輪方のスタッフに丁重に案内される。乗ったのは2人だった。途中から1人乗ったが、それっきりだった。このバスは以前に乗ったことがあるが、額田を出てから、新しい道を通った。以前はこの道はなかったように思う。路線バスは新しい道ができても古い道を通ることが多いが、この場合は新しい道を通った。もっとも、短い距離でしかなかったが。水戸から太田まで、水郡線にほぼ沿って進む。途中には、水郡線の駅がいくつか見えた。前回は太田営業所で下車したが、今回は一つ先の太田駅前で下車する。

53.太田駅前(13:07)→馬次入口  茨城交通  940円  約35分  (#629)

▼馬次入口行き

太田駅前から「大子」と方向幕に書かれたバスに乗る。ただ、このバスは大子までは行かず、途中の馬次入口までしかいかない。しかし、時刻表には「大子接続」と書かれており、現地で知ったのだが、運賃も太田から大子まで通しで設定されている。駅の北側に広がる太田の市街で一人乗ってきた。市街地を抜けて、前に乗ったバスの終点である増井車庫を通る。かなり寂しい場所になった。茨城交通のバスに加え、茨城オートのバスも停まっていた。旧水府村の域に入る。かつては竜神大吊橋までバスが乗り入れていたこともあったが、今では竜神大吊橋入口というバス停があるのみである。入口バス停から吊橋まで行く道は上り坂で、歩いていくにはたいへんそうである。旧水府村域で乗り降りする乗客が数名いた。終点の馬次入口で下車する。バスの駐留スペースがある以外は、特筆するようなこともない場所であった。降りるときは馬次入口までの運賃を払い、整理券を持ちだしていき、大子方面行きのバスではその整理券に基づいて精算することになる。

54.馬次入口(14:20)→大子駅前  茨交県北バス  450円  約40分  (#630)

▼大子営業所行き

馬次入口に着いたのとほぼ同時に、大子方面から次に乗るバスがやってきた。乗客はいなかった。次に乗るバスは茨交県北バスであり、茨城交通の回数券は使えないということなので、茨交県北バスの1000円分の回数券を買っておく。馬次入口を出発すると、すぐに車のすれ違いが難しいような狭い道に入っていく。交通量がそれなりにあり、なんとかすれ違いつつ進んでいく。少し進むと、道路工事中で道幅が広くなっていった。集落の中を走るあの道を拡張するのは困難だろうが、何らかの改善がなされていくのかもしれない。国道461号線を進んでいき、大子町内に入っていき、ずっと進んで新月居トンネルをくぐると、日本三大瀑布の一つ、袋田の滝が近い。にわかに観光地の感じがしていく。もっとも、このバスは袋田の滝の近くまでは行かない。袋田の集落内で地元の人とおぼしき人が乗ってきただけである。袋田を過ぎて久慈川に沿った国道116号線を少し進むと、大子町の中心部に入る。このバスは大子営業所行きだが、大子駅で下車して、今日の行程を終了とする。なお、上記運賃は乗り継いできた私が実際に払った運賃で、太田方面から乗り継ぎをせずに、馬次入口から大子駅まで乗った場合の運賃は760円である。

結文

今回は乗ったバスが3本と少ないこともあって、それほどの困難もなく順調に進めることができた。この日はこの後、水郡線を北に進んで、磐城棚倉からバスで新白河まで出て、そこから新幹線で帰った。他の趣味実践もあってとった行動だったが、青春18きっぷ利用にも関わらず、結局新幹線に乗ることになって、高くついてしまった。

地図

詳細なルート(ALPSLAB route)

集計


初出 : 2009/02/28
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