関東一周の旅 第18回 東松山→飯能 2009/11/22

行程

東松山駅(埼玉県東松山市)
 ↓東武バスウエスト(340円・約20分)
八幡団地(埼玉県川島町)
 ↓東武バスウエスト(310円・約20分)
若葉駅/若葉駅東口(埼玉県坂戸市)
 ↓鶴ヶ島市内循環バス(170円・約15分)
鶴ヶ島駅西口(埼玉県川越市)
 ↓川越市内循環バス(340円・約20分)
日高団地/ひだか団地(埼玉県日高市)
 ↓イーグルバス(310円・約30分)
埼玉医大国際医療センター(埼玉県毛呂山町)
 ↓国際興業(400円・約45分)
飯能駅(埼玉県飯能市)

序文

今回も東上線で一本、東松山までの回送である。今回は途中川越に寄ったので乗換なしで行ったわけではないが、近いことには変わりない。本数が少ないバスに乗るため、時間の都合上、11時からという遅いスタートになった。

詳細

125.東松山駅(11:05)→八幡団地(11:22)  東武バスウエスト  340円  約20分  (#701)

▼[川越02]川越駅行き

東松山から川島を経由して川越に至るバスに乗る。以前、川越から東松山まで通しで乗ったことがある。東松山駅から乗ったのは4人ほどだった。国道254号線を走っている間は交通量も多かったが、外れるとぐっと交通量が減る。川を渡って川島町に入る。少し走って八幡団地に到着。ここにはバスが停まるスペースや運転士が詰める建物もある。途中で乗り降りがあり、八幡団地から乗る人もいた。

126.八幡団地(11:48)→若葉駅  東武バスウエスト  310円  約15分  (#702)

▼[若01]若葉駅行き

八幡団地始発の若葉駅行きのバスに乗る。八幡団地とその次のバス停で何人か乗った。皆若めの男性、というのが珍しかった。すぐに川を渡って坂戸市に入る。それほど住宅が多くはないところを通っていくが、坂戸車庫を過ぎたあたりで繁華な感じになってくる。若葉駅の周辺は店舗も多く、郊外のベッドタウンの駅の典型のような様相であった。途中で降りる客はなく、皆若葉駅まで乗った。若葉駅は坂戸市と鶴ヶ島市の境にあるが、バス乗り場があるのは坂戸市になるようだ。

127.若葉駅東口(12:50)→鶴ヶ島駅西口(13:03)  鶴ヶ島市内循環バス  170円  約15分  (#703)

▼市役所行き(東コース右回り)

鶴ヶ島市内循環バスは東武バスウエストに委託されている。運賃は均一170円である。共通バスカードは使えずPASMO/Suicaが使える。もっとも、そのうち関東のバスはだいたいそうなるのだろうが。(この旅行日の数日前に共通バスカードの取扱廃止が相次いで発表された。)鶴ヶ島市の南側から来たバスで、若葉駅で降りる客が多かった。乗ったのは私ともう1人だけである。バスは東武東上線の北側を進んでいく。途中数人が乗って、降りて、鶴ヶ島駅西口に到着。鶴ヶ島駅も鶴ヶ島市と川越市の境にあたる場所にある。ここではバス乗り場は川越市になるようだ。ややこしい。

128.鶴ヶ島駅西口(14:50)→日高団地(15:12)  川越市内循環バス  340円  約20分  (#704)

▼[12]西後楽会館行き

鶴ヶ島では2時間ほど時間があったので、昼ご飯を食べたり、お茶を飲んだりしていた。

次に乗るバスは、月、水、金、日曜日のみの運行になっている。他の曜日は別の路線で車両を使っている運用になっている。なお、1日2本しかない。今回、あえて日曜日に来たのはこのバスに乗るためである。だが、よく考えれば祝日で休日である翌日でも別によかった。そのバスだが、5分ほど遅れて鶴ヶ島駅にやってきた。川越市中心部から来るバスなので、そこで遅れが生じたのだろうか。数人の乗客がいて、鶴ヶ島駅で降りる人がいた。乗る人もいた。このバスもPASMOのみで、共通バスカードは使えない。鶴ヶ島駅を出て川鶴団地に入っていく。川鶴は川越と鶴ヶ島の合成地名だろう。かなり大規模な住宅地であった。団地から外れると人家も少ない場所に入っていく。しばらく進んでまわりに住宅が増えだして、日高団地に到着。直前で日高市に入っている。

129.ひだか団地(15:31)→埼玉医大国際医療センター(16:07)  イーグルバス  310円  約30分  (#705)

▼[H09]高麗川団地第一折返場行き

川越市内循環バスの日高団地バス停から、イーグルバスのひだか団地バス停に乗り換える。日高団地バス停で降りて真っ直ぐ行ったところに小さいロータリーがあり、その少し向こうにひだか団地バス停がある。イーグルバスのほうのバス停名がひらがなになっている理由は謎である。また、このバスは元々西武バスの路線だったということで、バス停も西武バスのを流用したのが見てわかった。少しあたりを歩いたが、日高団地は古くからある団地のようだ。

そのひだか団地バス停から埼玉医大国際医療センター経由高麗川団地第一折返場行きのバスに乗る。このバスが平日2本、土日祝日1本という、運転本数の頻度が少ないバスである。運転本数の少ないバスから少ないバスを、約20分くらいの乗り継ぎ時間で乗り継げるという好都合。これは乗り継がないわけにはいかないだろう。ひだか団地から乗ったのは私だけだった。まず、最寄り駅の武蔵高萩駅に向かう。バス停名は高萩駅になっている。駅の前までバスが乗り入れる。ここで3分ほど停車した。乗ってくる客はなかった。このバスは高麗川団地行きで、すぐ近くまで通るのだが、まずだいぶ北のほうにある埼玉医大国際医療センターに行って、そこから南側に戻って高麗川団地に行く運用になっている。私は埼玉医大国際医療センターまで乗る。その途中にある日高市役所ではやはり市役所の目の前まで立ち寄る。ここでは6分間ほど停まった。少し進んで八高線の踏切を渡る。ちょうど高崎行きの列車が通っていった。しばらくすると埼玉医科大学の敷地に入る。さすがに風格があるというか、立派な建物群であった。バスの乗客は終始私だけだった。

130.埼玉医大国際医療センター(16:36)→飯能駅  国際興業  400円  約45分  (#706)

▼[医大31]飯能駅行き

埼玉医科大学国際医療センターに入ってみる。日曜日であるが営業していた。中にはスターバックスやローソンがあった。いいことではあるのだが、私はあまり病院に縁がないので、いちいち驚いてしまう。

16時半をまわって暗くなってきたところで、今日最後になる飯能駅行きのバスに乗る。埼玉医大から来たバスで、既に乗っている人も何人かいて、埼玉医大国際医療センターから乗る人も何人かいた。先ほど通った踏切のあたりまでは来た道を戻る形になる。もう夜になって高麗川駅に到着。ここで降りる人は多かった。乗る人も1人いた。ここでは5分以上停まった。ちょうど列車が到着して、駅から人がたくさん出てきたが、このバスに乗ってくる人はいなかった。

ここから先はもはや暗くてまわりが見えない状態だった。曼珠沙華で有名な巾着田も通ったが、まわりがどうなっているかよくわからなかった。西武高麗駅は駅の敷地には入らず、駅の近くの道路沿いにバス停があったようだ。その後、乗ってくる人もいて、何もないようなところからこの時間によく乗ってくるなと思ったが、後で地図を見ると高麗駅南部の住宅街になっていたようだ。飯能市街に近づくと街の灯で明るくなってくる。どこかほっとしつつ、終点飯能駅に到着。

結文

運転本数が少ないバスから少ないバスへの乗り継ぎは、私が思う路線バスの旅の醍醐味である。この乗り継ぎを組み込めたのは嬉しかった。埼玉の出口である飯能までたどり着いて、関東一周の旅も終盤に差しかかってきたことを実感した。

地図

詳細なルート(ALPSLAB route)

集計


初出 : 2009/11/30
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