寄居駅前(埼玉県寄居町) ↓東秩父村営バス(410円・約20分) 東秩父村役場前/東秩父村役場入口(埼玉県東秩父村) ↓イーグルバス(400円・約20分) 小川町駅(埼玉県小川町) ↓ときがわ町代替バス(250円・約20分) 日影(埼玉県ときがわ町) ↓イーグルバス(300円・約5分) 武蔵嵐山駅(埼玉県嵐山町) ↓イーグルバス(340円・約25分) 県立循環器・呼吸器病センター(埼玉県熊谷市) ↓国際十王交通(330円・約15分) 大橋南(埼玉県熊谷市) ↓国際十王交通(470円・約25分) 東松山駅(埼玉県東松山市)
今回の回送は寄居までで、東上線一本で行けるのが楽である。ただ、朝早かったことと、早めに出かけたことで、寄居に着いてだいぶ時間を余ってしまった。
▼和紙の里行き
東秩父村から来たバスが寄居駅で折り返して東秩父村に戻っていく。そのバスに乗って東秩父村に行く。寄居駅からは私の他にもう一人が乗った。新しいバスで、運賃箱や運賃表示器など、普通の路線バスと装備は同じであった。もう一人の人は寄居町内で降りていき、私一人の客が寄居町から東秩父村に入っていく。東秩父村に入ると、小学生が乗ってきた。いくつかのバス停で乗ってきて座席の大部分が小学生で占められた。そういえばちょうど通学時間だ。平日土曜と日曜休日でダイヤが大きく異なるこの路線だが、こういう需要に対応したものなのだろう。小学生が降りて車内はまた私一人になる。少し進んだ東秩父村役場前で下車する。
▼[003]小川町駅行き
東秩父村営バスの「東秩父村役場前」バス停は役場の前にあるが、次に乗るイーグルバスの「東秩父村役場入口」バス停は役場から少し離れた県道沿いにある。ただ、両バス停の距離はそれほど離れていない。
白石車庫から来た小川町駅行きのバスに乗る。先客が一人いて、東秩父村役場入口バス停から乗った人が私の他にもう一人いた。以降も「町」に向かう人がぽつぽつと乗ってきた。ほとんどの人が駅まで乗っていくのかと思ったが小川町に入って、途中で降りていく人がそこそこいた。
▼役場第二庁舎前行き
小川町駅からときがわ町代替バスに乗る。代替バスというのは東武バスの代替バスということだと思われる。以前は武蔵観光バスに委託されていたが、今はイーグルバスに委託されている。実は、前のバスが出る直前にときがわ町代替バスが出発していったのだが、そのバスに乗ってもその次のバスに乗るのに待たされるである。乗り換えるのであれば、駅入口バス停で乗り換えればいいと思う。今回は、小川町で一時間ほど待って次のバスに乗ることにする。
乗るときに行き先を告げて運賃を払うという方式であった。イーグルバスのバスは前に乗ったバスもこれから先に乗ったバスも新しめのバスであったが、このバスは古めであった。私の他に、大人と子どもが一人づつ乗った。小川町の日赤病院に立ち寄っていく。今日は土曜日ということもあってか乗降客はなかった。あとはJR八高線に沿った県道を進んでいく。日影というバス停で下車。椅子がついた待合所があった。
▼[R03]武蔵嵐山駅行き
すぐ近くにある日影終点が始発の武蔵嵐山駅行きのバスに乗る。私の他に一人乗る人がいた。少し進んだ小学校下というバス停でまとまった客が乗ってくる。この近くにふれあいの里玉川という地域の特産品を売っているような施設があって、たくさんの人が集まっていた。他の客曰く「三周年記念」らしい。このあたりはときがわ町、旧玉川村の中心地であり、先に乗ったときがわ町路線バスからイーグルバスへの乗り換えもできるので、乗り換え時間が長い場合はここで乗り換えるのがいいかもしれない。この先でも乗ってくる人がけっこういて、小さめなバスではあったが、立つ客まで出てきた。ちょっと意外な展開である。郊外型の大型商業施設が集まる平沢西バス停で半分くらいの客が降りていった。その次が終点の武蔵嵐山駅である。
▼[R06]県立循環器・呼吸器病センター行き
先のバスが着いたのは西口で、次に乗るバスが出るのは東口であるので、駅の階段を昇って移動する。県立循環器・呼吸器病センター行きのバスは、私の他にもう一人が乗った。このバスは嵐山町役場を経由するが、土曜日ということもあってか誰も乗り降りしない。けっこう立派な町役場だった。この後少し進んで、花見台工業団地を経由する。この工業団地はかなりの規模で、工業団地内にいくつもバス停がある。ただ、このバスの利用客は一切なかった。工業団地を抜けて嵐山町の北端まで行き、町境を抜けると深谷市、というのが意外だった。旧川本町の区域にあたるというと納得はするが。深谷市を一瞬で通り過ぎ、熊谷市に入り終点の県立循環器・呼吸器病センターに到着。武蔵嵐山駅で乗った二人が終点まで乗り通した。他の乗客は乗ってこなかった。
▼熊谷駅行き
小川町駅から来た熊谷駅行きのバスに乗る。なお、県立循環器・呼吸器病センター始発のバスが多数設定されている。熊谷市といってもこのあたりは旧江南町である。旧町の中心地も通り、店舗も多数見られた。乗客も十人弱いて、途中で乗り降りする人もそれなりにいた。荒川を渡る直前にある大橋南で下車。
▼東松山駅行き
熊谷駅から東松山駅行きのバスに乗る。5分くらい遅れてやってきた。その後に来るはずの立正大学行きのバスのほうが先に来た。東松山駅行きは北口発で、立正大学行きは南口発なので、その差がでるのだろう。立正大学行きは立ち客がいるほどに混んでいた。東松山駅行きはそれほどではないが、乗客は多かった。この後、降りる客はけっこういたが、乗ってくる客はさほどいなかった。すっかり新しくなっていた東松山駅に到着。
小川町から東松山に行くだけであれば、一回乗り換えで行けるのだが、外周にあたるときがわ町をフォローするためにぐねぐねとしたルートになった。本来はときがわ町から更に南側に行ければよかったのだが、越生までは行けるものの、そこから南に進むバス路線がない。また、本来は花見台から森林公園駅に抜けるルートを検討していたのだが、バス路線が廃止になってしまったので、熊谷市内まで北上することになった。