関東一周の旅 第16回 高崎→寄居 2009/09/26

行程

高崎駅(群馬県高崎市)
 ↓群馬バス(300円・約25分)
南陽台一丁目(群馬県高崎市)
 ↓よしいバス(200円・約15分)
吉井駅前(群馬県高崎市)
 ↓関越交通(200円・約20分)
公立藤岡病院前(群馬県藤岡市)
 ↓藤岡市営バス(100円・約5分)
群馬藤岡駅(群馬県藤岡市)
 ↓日本中央バス(530円・約25分)
鬼石郵便局/鬼石郵便局前(群馬県藤岡市)
 ↓朝日自動車(640円・約40分)
本庄駅南口(埼玉県本庄市)
 ↓武蔵観光バス(520円・約35分)
寄居駅入口(埼玉県寄居町)

序文

前回の続きということでJRで高崎に行く。今回は普通列車に乗っていった。

詳細

111.高崎駅(9:15)→南陽台一丁目(9:41)  群馬バス  300円  約25分  (#687)

▼南陽台三丁目行き

高崎から乗るのは旧吉井町北部の住宅地である南陽台行きのバスである。乗客は十人弱で、この時間に郊外に向かう便としては多い方ではないか。そのうち、女子中学生の小団体が農大二高で降りていった。高校の直前まで乗り入ていれる。高校の説明会でもあるのだろうか。その他の人もめいめいに降りていき、気がついたら乗客は私ともう一人だけになった。途中、城山団地という団地に立ち寄る。このバスに乗り降りする人はいなかったが、高崎行きのバスを待っている人は見かけた。中山峠というバス停を通るが、北海道の中山峠を思い浮かべるとかなりギャップがある。その次の南陽台一丁目で下車する。まわりは住宅地になっている。

112.南陽台一丁目(10:23)→吉井駅前(10:38)  よしいバス  200円  約15分  (#688)

▼牛伏車庫行き(南陽台・馬庭線)

よしいバスは吉井町が運営していたもので、吉井町が高崎市に合併された後は高崎市が引き継いで運営している。高崎市営バスとは呼ばれていないようなのでここでは「よしいバス」の呼称を使うことにする。西毛交通という会社が委託している。運賃は前払いで均一200円である。バスというよりは、大きなワゴン車という感じだった。南陽台から南側の町中心部に向かっていく。先客が一人いた。吉井には多胡碑という奈良時代に作られた記念碑があって、その近くを通っていく。先客は駅の手前で降りていき、誰も乗らないまま、吉井駅前に到着。

113.吉井駅前(11:13)→公立藤岡病院前(11:35)  よしいバス  200円  約20分  (#689)

▼牛伏車庫行き(吉井・藤岡線)

またしてもよしいバスである。同じように大きなワゴン車だった。このバスは吉井と藤岡市を結ぶ。公立藤岡病院に立ち寄るが、群馬藤岡駅には寄らない。この病院は多野藤岡医療事務組合市町村立で、吉井町もその組合に入っており、高崎市に合併されてからも吉井町の区域に限り高崎市が組合に入っているとのことなので、吉井の住民が病院への通院を便宜した路線なのだろう。藤岡市に入って吉良上野介陣屋跡の傍を通った。吉良上野介が生まれた場所らしい。結局、誰も乗らないまま公立藤岡病院前に到着。敷地まで乗り入れた。土曜日でも診察を行っているようで、病院に出入りする人がけっこういた。

114.公立藤岡病院前(11:42)→群馬藤岡駅(11:45)  藤岡市営バス  100円  約5分  (#690)

▼二千階段入口行き(三ツ木〜高山線)

病院から駅まで歩いていけない距離ではないが、路線バスの旅なのでバスに乗っていく。お年寄りなどは普通にバスに乗るだろう。二千階段行きというなかなかインパクトのある行き先のバスに乗る。上信小型バスが委託されて運行している。たった二停で群馬藤岡駅に着。私が乗る前に一人乗っていて、群馬藤岡駅で乗ってきた客が一人いた。

115.群馬藤岡駅(12:15)→鬼石郵便局(12:40)  日本中央バス  530円  約25分  (#691)

▼上野村ふれあい館行き(奥多野線)

JR新町駅から神流川上流の上野村を結ぶバスに乗る。このバスは群馬県の共通バスカードは使えなかった。もっとも、既にバスカードは使い切っていたので問題なかったが。少し遅れてバスがやってきた。群馬藤岡駅の時点ではそれほど客はいなかったのだが、その後乗ってくる客が多くいた。バスの座席が少ないのでだいぶ埋まった。このバスは鬼石総合支所に立ち寄る。2007年4月からの乗り入れるようになったようだ。次に乗る朝日自動車の本庄行きのバスに乗り換えるため鬼石郵便局で降りることに決めていたが、本町バス停と朝日自動車の鬼石入口バス停が同じ位置だった。このバス停で乗り換えたほうがスムーズだったかもしれない。

116.鬼石郵便局前(12:50)→本庄駅南口  朝日自動車  640円  約30分  (#692)

▼本庄駅南口行き

神泉総合支所から来たバスに乗る。先客はなかった。神流川を渡って埼玉県に入る。少し走ると丹荘駅入口を通る。本庄駅南口から丹荘駅入口までは乗ったことがある。そのときは客がけっこういたという記憶があるのだが、今日は一向に乗ってこない。結局、本庄駅に着くまで誰も乗ってこなかった。上里町に上里カルチャーセンターという大型商業施設ができていた。前に来たときはなかったと思う。途中、新幹線と関越自動車の下を相次いで通る。本庄駅に着いて昼食をと思ったのだが、あたりにあまり店がなく、ミスタードーナツでセットを食べた。他にあまり店がないからかミスタードーナツは混んでいた。

117.本庄駅南口(14:30)→寄居駅入口(15:02)  武蔵観光バス  520円  約35分  (#693)

▼寄居車庫行き

本庄から美里を通って寄居に行くバスに乗る。私ともう二人の客がいた。ちょっと古めで大きなバスである。バス共通カードは使えない。別の客は途中で降りていき、一人になってしばらくしてもう一人乗ってきた。埼玉よりい病院という病院の前を経由するが、乗降客はなかった。このバスは寄居駅の前は経由しないので、駅の最寄りバス停になる寄居駅入口で下車する。

結文

本当は寄居から東秩父行きのバスに乗るつもりだった。寄居駅まで歩いていき、バス停で時刻を見たら乗るつもりだったバスがない。私が前もって参照していた時刻は日曜休日の時刻で、今日は土曜日で平日のダイヤで動いているのだった。次のバスは1時間半後である。そういうわけで、本日は寄居で終わりとすることにした。

地図

詳細なルート(ALPSLAB route)

集計


初出 : 2009/10/31
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