bc14. 常野旋回編2 石岡→石塚 2001/01/28

行程

石岡駅(茨城県石岡市)←bc13
 ↓関東鉄道(1150円・約65分)
水戸駅(茨城県水戸市)
 ↓茨城交通(750円・約40分) 
石塚車庫(茨城県常北町)→bc15

詳細

#109 石岡駅→水戸駅  関東鉄道  1150円  8:41発  約65分

石岡駅で待っていたバスがチェーンを外している。後輪にチェーンを装着しているバスもある。昨日は関東地方もだいぶ雪が降った。私が乗る吉沢車庫行きのバスが2分遅れで到着。チェーンはしてなかった。私も含め4人が乗車。バスは国道6号線をひた走る。鉄道が通っていない地域を走るのでそれなりに需要はあるのだろう、何人か乗り降りした。茨城町の中心である奥ノ谷までに石岡駅から乗った私以外の三人が降りた。水戸まで乗った人でいちばん遠くから乗った人は、美野里町の中心である堅倉から乗った人である。バスは新しくなった茨城県庁の前を通る。立派な建物だが、水戸駅から遠くなって不便になったことは否めない。千波湖、偕楽園入口など観光地の近くを通り、水戸駅に着。前回余った回数券を使い切った。

#110 水戸駅→石塚車庫  茨城交通  750円  11:10発  約40分

水戸駅近くの案内所で茨城交通の回数券を1000円分購入。違うバス会社で共通して回数券が使えないのは不便である。茨城県はバス会社が多い。他県のように共通カードを導入すれば便利になると思うのだが。11時10分になった頃、バスを待つ人の数が異様に増える。皆が同じバスに乗るのかと思ったら、先に来た茨大前(いばだいまえ/茨城大学の前)行きに半分以上の人が乗っていた。茨はいばらと読むのに、茨城の意味で略するときは「いば」と読ませる。茨大しかり茨交(いばこう)しかり。7、8人の人が乗ったが、すぐ降りる人もいた。バスは水戸市内を走る。この辺りは初めて来る。初めて来る場所は勝手に風景を想像しているのだが、茨城大学周辺の風景は想像とは違った。意外にごみごみしている。そして、いつの間にか私以外の乗客は高校生だけになっていた。このバスは御前山村まで行くのだが、私は途中の石塚車庫で下車。

石塚車庫→茂木  茨城交通  13:00発

石塚車庫で降りて私はびっくりした。「車庫がない」。周囲を探索する。歩き回ること約十分。車庫を発見した。いや、車庫というよりは駐車場という表現が正しい。茂木の行き先表示がある小ぶりのバスが二台停まっていた。このうちのどちらかが私が次に乗るバスであろう。時間をつぶして、定時より5分遅れでバスが到着。あれ、行き先表示が途中の岩下入口になっている。アナウンスも岩下入口行きと言っている。 運転士さんに聞いてみる。すると、「雪が多くて茂木まで行けない」。えーと。雪が無いときにまた来ます。

補足

このときは本当に参った。石塚は晴れていて冬のわりには暑いくらいだった。もちろん雪など全くなかった。後日乗ったときに、運転士さんが茂木まで行く人は年に十人くらいとか言っていた。運休になってもほとんど困る人がいないのだろう。仕方がないので、水戸までバスで引き返して、弁当買って食べて帰った。

集計


初出 : 2001/02/03
最終更新 : 2003/09/06
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