福山駅(広島県福山市)←bc17 ↓鞆鉄バス(720円・約45分) 尾道駅(広島県尾道市) ↓尾道市営バス(210円・約10分) 登山口(広島県尾道市) ↓中国バス(390円・約15分) 三原駅(広島県三原市)→bc19
駅前にあるバス乗り場から、尾道行きのバスに乗る。5、6人の乗客が乗っていて、まずまずだなと思っていたら、松永までで全員の客が降りてしまった。基本的には国道2号線を西進する。尾道市内に入ると、尾道市営バスの姿を多く見る。JRの車窓から見える、尾道らしい街並みを抜けると、意外にこぎれいな感じの尾道駅のバス乗り場が見えてきた。駅の周りは整備されていたが、駅は古いままだった。
ここから三原に行くのであるが、三原に行くには登山口という場所で乗り換えなくてはならない。その旨が書かれた張り紙が時刻表の下にあったし、案内所でも、乗り継ぎの時刻表が用意されていたので、想定された乗り継ぎなのであろう。どこからかやってきた登山口行きのバスはけっこう人が乗っていた。尾道駅で降りる人もいれば、乗る人もいる。もっとも、登山口まで行くのは私一人であったが。既に三原行きのバスが待っていた。
登山口というからには、登山の入り口なのだろうが、遙か彼方に山が見えるだけである。尾道・三原市境に近く、バスの転回場となるスペースが確保できたので、ここで両バスを接続させることにしたのであろう。土地自体はNTTの持ち物らしい。ちなみに、尾道から登山口へ行くバスの本数はけっこうあるが、三原から登山口へ行くバスの本数は少ない。尾道方面から行く人は、行ったはいいが、登山口で待ちぼうけとなることもあるので、注意が必要である。バスは三原市に入って、ぽつぽつと人を拾っていき、最終的には6,7人の乗客が乗った。皆、三原駅かその一つ前の停留所で降りた。
本当は三原から先へ進みたかったのだが、次のバスは4時間後で、このバスに乗ると帰りの飛行機に間に合わなくなるので、ここで打ち切りにした。私が事前に調べておいた時刻は平日のものだったらしい。この後は、尾道を観光したりして、広島空港から飛行機で東京に戻った。