西鉄久留米(福岡県久留米市)←bc23 ↓西鉄バス(900円・約65分) 佐賀駅バスセンター(佐賀県佐賀市)→bz25 ↓祐徳バス(890円・約80分) 武雄駅前/武雄温泉駅(佐賀県武雄市) ↓JRバス九州(640円・約30分) 嬉野温泉駅/嬉野(佐賀県嬉野町) ↓西肥バス(800円・約45分) 早岐田子ノ浦(長崎県佐世保市)→bc40 | →bz25
久留米から佐賀に行くバスは江見経由、神埼経由、特急があるが、今回は江見経由に乗った。ちなみに特急は経由地は江見経由と一緒だが、停車停留所は特急だけあって少ない。西鉄久留米から乗ったのは私含め二人だが、一人はすぐ降りた。JR久留米駅を過ぎても一人旅は続く。千代田町に入ってやっと一人乗ってきた。佐賀市内に入ると少し乗客が増えた。途中から佐賀市営バスの停留所を見えるようになる。佐賀に市営バスがあるということを、このとき初めて知る。
次のバスまで少し時間があったので、バスセンターで待っていると、携帯電話がないことに気づいた。おそらく前に乗ったバスに落としてきてしまったと思われる。バスの終点は佐賀第二合同庁舎というというところだが、場所がわからない。丁度、特急バスがバスセンターから発車するところだったので、そのバスを追いかける。途中信号待ちでバスを抜かしたのだが、すぐに追い抜かれる。もし絶望的までに遠い場所だったら困ったのだが、佐賀第二合同庁舎はそれほど遠くなかった。合同庁舎の隣に西鉄バスの車両がたくさん停まっているスペースがあった。事務所があったのでそこで問い合わせる。私が乗っていたバスは幸いそこにあった。中で運転士さんが寝ていたのだが、開けてもらって無事携帯電話を発見した。嬉しかったが、このうっかりには少し気をつけなければならぬ。
そういうわけで予定より一本遅いバスに乗ることになったのだが、ここでは大勢には影響がなかった。もし一本も逃せないという予定だったら危なかった。
佐賀駅の時点では乗る人は少なかったが、途中が乗ってくる人が案外多い。ほぼJRに平行しているわけだが、そのJRを十分に補完している。本数も比較的多いので、確かな需要があるのだろう。ただ、道が混んでいて山口駅前の時点で10分遅れ。武雄に着いた時点でもやっぱり10分ちょっと遅れていた。バスから降りた後に、時間があったので温泉に入った。駅から温泉街までは少し離れているので、温泉が目的であれば武雄駅前の次のバス停で降りた方がいい。
武雄温泉の駅前には四社のバスが乗り入れる。西肥バス、昭和自動車、祐徳バス、JRバス九州。このうち前三社は武雄駅前というバス停名でバスポールも共同だが、JRバスだけバス停名は武雄温泉駅でポールも別である。武雄温泉駅の工事をやっていることもあって、バス乗り場は仮設っぽい場所だった。嬉野温泉行きのバスに乗る人はかなり多い。観光客半分、地元の人半分と言ったところか。ほぼ満席で嬉野へ向かう。基本的には乗客は減っていくのだが、それでも終点まで乗った人は半分以上いた。
嬉野では温泉に入らず、すぐに目的地に向かう。乗るのは大野行き。大野と言われてもピンと来ないのだが、松浦鉄道の左石駅のあたりが大野である。もちろん佐世保の中心部を通るのだが、今日は早岐で降りる。以前佐世保から嬉野まで乗ったときにあまりに客が少なくてびっくりしたのだが、今日もそれほど客は多くなかった。バスもそれほど速く走らないし、客もそれほど乗らないしで、まったりしたまま早岐で下車。
前日は久留米泊で万全を期した。途中のハプニングは不幸中の幸いだった。ちなみにタイトルに深い意味はない。