軽井沢駅(長野県軽井沢町)←bc42 ↓西武高原バス(3040円・約125分) 白根火山(群馬県草津町) ↓長電バス(1630円・約75分) 星川温泉/湯田中駅(長野県山ノ内町) ↓千曲バス(390円・約25分) 中野駅(長野県中野市)→bc44
軽井沢駅始発のバスである。私がいちばん最初に乗ったのだが、少し後で中年の男女七人の団体が乗ってきた。どうやら白根火山まで行くらしい。私と一緒である。他に女性が一人乗ってきて、出発。観光路線のせいか感じのいい運転士が乗務している。急行らしく軽井沢から中軽井沢まではすぐである。この先もだいぶ停留所を飛ばしたようだ。スケートセンターで一人の女性が下車。しばらく入ると有料道路に入るが、この道路を少し走ると私が生まれた地、群馬県嬬恋村に入る。私も何度が来たことがある鬼押出しでトイレ休憩。鬼押出しはけっこう混んでいた。鎌原湖入口、というバス停がある。鎌原という嬬恋村の地名を聞いたことで、この地に来たことを実感する。嬬恋村の玄関口である万座・鹿沢口駅で二人乗車。このあたりは三原といって嬬恋村の中心地で、何度無く来たことがある地だが、そういうった感傷はおかまいなしにあっけなく過ぎ去っていった。万座温泉は嬬恋村だが実は来たことがない。どのような道を走るのかと思ったが、特に変化があるわけではなく、淡々と走るだけだった。万座温泉でもトイレ休憩。硫黄くさい。硫黄の臭気で立ち止まると危険、と書かれた看板もあった。万座は干俣に属するらしい。今はあるかどうか知らないが、嬬恋村は地区対抗で運動会があったのだが、万座の人は干俣チームに属するということになる。ここまではあまり乗客がいなかったが、万座プリンスホテルでびっくりするくらいの大量乗車。なんとか全員座れた。紅葉は少し早いような気がしたが、それでもそれなりに色がついていた。白根火山でも多くの人がバスを待っていたが、それと同じくらいの人が下車し、全員座れたようだ。
せっかく白根火山に来たので湯釜を見る。人がかなり多かった。湯田中行きのバスはハイカーが多く乗っていた。普通の観光客はいない。皆車で来るのであろう。途中六合村を通り、六合村はくにむらと読む、という運転士の観光案内もあった。白根火山の次のバス停が渋峠で、ここで数人が下車。のぞきという場所にはスカイレーターという乗り物があって、「傾斜のついた動く歩道」という運転士の解説があった。単線で、上りと下りが交互に切り替わるらしい。湯田中まで行く人がいると思ったら、蓮池までに私以外は全員降りてしまった。奥志賀の方から来た長野行きの特急バスと接続する。その後すぐに女性の団体が乗車。運転士がまた解説を始める。上林温泉、渋温泉と通って、湯田中駅の一つ手前の星川温泉で下車。
星川温泉で降りたのは、結局は私の勝手な思いこみということになる。詳細は略すが、思いこみは勘違いに終わり、結局16:45発の上林温泉方面から来た中野駅行きの乗ることになった。湯田中駅で三人が乗車。湯田中駅の次が星川温泉だが、ここで乗車した人も一人いた。鉄道が並行する路線だが、運転間隔が1時間に1本なので、鉄道を待つよりはこのバスに乗ってしまった方が中野駅には早く着くことになる。そういう事情からバスに乗ってもおかしくないかな、とは思ったが、中野駅まで乗ったのは私一人だった。
上記の通り、思いこみが勘違いに終わったので、失意もあってだいぶ疲れてしまった。結局はこれより早く中野に着くのは無理があったのだが、そうなると軽井沢を出発する時間を遅らせてもよかったのでは?ということもあり、まあとにかく疲れた。日帰りだったのが幸いか。
軽井沢へは横川からJRバスに乗っていった。かなり混んでいた。