東三条駅前(新潟県三条市)←bc44 ↓越後交通県央観光(250円・約30分) 加茂病院前/加茂営業所(新潟県加茂市) ↓新潟交通西(650円・約50分) 新津(新潟県新津市) ↓新潟交通観光バス(500円・約60分) 万代シティバスセンター前/万代シティバスセンター(新潟県新潟市) ↓新潟交通北(600円・約60分) 新発田駅前/駅前通(新潟県新発田市) ↓新潟交通北(640円・約30分) 中条駅前(新潟県中条町)→bc46
東三条駅前を発した時点で乗客は二人。結局、乗客はのべ四人だった。保内公園経由ということで保内の集落を通るのだが、道がかなり狭かった。加茂市内に入り、「加茂んハウス」という建物を見て脱力。ところでこのバスの行き先表示板には加茂としか書かれていない。これでは加茂のどこに行くのか不明である。私は事前に加茂病院の前に行くことを聞いておいた。加茂病院の前には今度乗る新潟交通西の営業所があるのを地図を見て知っていたのでこれは好都合、と思っていたら、新潟交通西の営業所の建物の横でバスは止まった。いきなり雨が降ってきて営業所の建物に逃げ込む。かなりの大雨で、結局営業所から一歩も出ることができなくなった。ちなみに加茂市内には越後交通系、新潟交通系、蒲原鉄道系と三つのバスが集まっている。
雨は降ったまま、営業所で新津行きのバスを待つ。新潟交通西はかつては新交西貸切バスという名前だったが、貸切というイメージが悪かったのか、新潟交通西に名前を変えている。新潟交通が分社化したものだが、新潟交通の回数券は使えないとの旨が書かれていた。ここから乗ったのは私一人だが、加茂市内で何人か人が乗った。そのうち、若い女性二人組は新津まで乗った。途中、時間調整を何度かしながら新津に着。
新津バス停は新津駅からは少し離れた場所にある。新津の街は初めて歩いたが、アーケード街がそこそこにぎやかだった。新潟の街は雪対策からかだいたいの商店街にアーケードがついている。新津から新潟に行くバスは沢海経由と二本木経由がある。二本木経由の方が所要時間が短く運賃も安いようだったのだが、直近の沢海経由に乗ることにする。このあたりの地理には疎いので全くどこを走っているのかわからなかった。なんとなく信越本線の西側を走っているのではないかと思ったのだが、実際には亀田までは東側を走っていた。なにせ途中通った横越を新潟市だと思っていた時点で間違いである。最近新潟に合併したのは横越ではなく黒埼であった。途中阿賀野川の脇を通ったのはわかっていたのだが、阿賀野川がどこを流れているかはわからなかったし。新潟市に入ると、同じ区間を走っているバスが多くなり、乗客の数は減ったが、横越や亀田から乗る人が多かったので、それなりに乗客はいた。雨の新潟、万代シティバスセンター前で下車。
先ほどのバスを降りたのは万代シティバスセンターから少し離れたところだったが、今度乗るバスは万代シティバスセンターから発車する。それがわからなくて、雨の中少し迷った。乗り換え時間が短かったので、少し焦った。新発田行きは急行だからか、古いながらも1ドアの2×2の座席配列でドリンクホルダーもついていた。十数人が乗った。急行なので何停か飛ばす。ほとんどの人が新潟市内で降りていった。ちなみに運賃にリミッターがかかっているようで、このバスはどんなに乗っても600円以上にはならない。よって、少し歩いて距離をかせいだとしても一定以上の距離の場合は運賃が変わらなかったりする。
前のバスは新発田駅前通で下車したが、今度乗る中条行きには新発田駅前というバス停はなく、駅前通というバス停が新発田駅最寄りのバス停になる。そんなことを確認した後、昼飯を食べて、中条営業所行きのバスに乗る。駅前通から乗ったのは私一人だった。途中市民文化会館の前を通ったのだが、趣味の展示会なる催し物があったようで、かなりの人がいた。新発田市民が全員集まっているのではないか、ということはないが、とにかく人が大勢いた。その最寄りである県立病院前で数人乗車。年寄りのグループは紫雲寺町のバス停で降りた。普段はバスに乗らないから、というようなことを言っていた。途中できたばかりの日本海東北自動車道路の下を通ったりして、中条に到着。
雨の影響を少し受けたが、それでも予定通り中条まで来られた。越後交通も新潟交通の運賃が安いように思えた。結局長岡から新潟までは信越本線と同じルートということになってしまったのだが、白根や潟東まわりで来られたし、当初は寺泊経由ということも考えていたのだが、確実に最速なルートということでこのルートになった。