石岡駅(茨城県石岡市) ↓関鉄グリーンバス(550円・約20分) 柿岡(茨城県石岡市) ↓関鉄グリーンバス(930円・約55分) 土浦駅(茨城県土浦市) ↓関鉄パープルバス(830円・約45分) 田中(茨城県つくば市) ↓関鉄パープルバス(580円・約25分) つくばセンター(茨城県つくば市) ↓関東鉄道(260円・約10分) 学園並木(茨城県つくば市) ↓関東鉄道(710円・約45分) 水海道駅(茨城県常総市)
今回は石岡から水海道まで行くことにする。石岡から水海道までは土浦で一回乗り換えれば行けるが、それではおもしろくないでの少し遠回りをして行くことにする。
▼柿岡車庫行き
石岡駅から旧八郷町の中心地である柿岡に至るバスに乗る。1時間に2本以上の運転本数が確保されている路線である。石岡から柿岡に行くバスは林経由と小幡経由があり、圧倒的に本数が多い林経由の路線に乗る。林は途中の通過地の中ではそれなりに大きな集落を形成していた。柿岡はさすがにかつての町の中心地だけあって、商店なども多かった。祭りの準備が行われていた。バスの乗客もそこそこいて、柿岡を過ぎても乗ったままの人が5人くらいいた。
▼土浦駅行き
柿岡から土浦に至るバスに乗る。この路線はそれほど本数が多くない。柿岡から乗ったのは私だけである。県道64号線をずっと行くが、それほどまわりに人家があるわけでもなく、乗ってくる人がいない。ようやく、かすみがうら市に入ってから乗客が乗ってきた。かすみがうら市と言っても、霞ヶ浦は遠い。土浦市に入って中貫で国道6号線と合流する。いたく幹線然としている。土浦一高バス停では次のバス停名に「新土浦駅」と記されていた。1987年に廃止された筑波鉄道の駅である。今日は土浦で祭りがあるということで、亀城公園は経由せずに、千束町のほうを経由して、土浦駅に着いた。
▼下妻駅行き
やけに乗客が多く、座席がほぼ埋まった。高校生が多いが、一般の人も多い。やはり祭りで迂回して進んでいく。高校生は国道125号線に入ってすぐにこぞって降りていった。大学か短大かの説明会があるようだ。他の客もわりと近くで降りていった。北条までは筑波鉄道のルートと概ね一致する。北条は旧筑波町の中心だけあって、人家や商店等が密集している。北条を越えたところにある田中で下車する。
▼[71]つくばセンター行き
田中から下妻駅から来たつくばセンター行きのバスに乗る。田中を出てすぐに右に曲がって走る国道408号線は道は広く、つくばらしさを感じる。「高エネルギー加速器研究機構」というバス停名もまた、つくばらしい。つくば大学の脇を通って、今ではつくばエクスプレスのつくば駅がある場所、になってしまった、つくばセンターに到着。つくばセンターのバス乗り場は照り返しがひどくてやたらと暑かった。工事中だったのでこのあたり改善されるのだろうが。田中で雨がぱらついたのが嘘のような晴天であった。
▼荒川沖駅行き
つくばセンターから荒川沖駅行きのバスに乗る。この路線は過去に何度も乗っている。久しぶりに乗ることになる。乗客はけっこういた。学園東大通りをずっと行って、すっと左に曲がってある学園並木で下車する。入れ替わりで中学生らしき団体が乗っていった。この近くにある並木ショッピングセンターにも何度となく来ている。昔は京成系のスーパーがあったのだが、今はマスダという新しい店ができていた。
▼水海道駅行き
土浦から来た水海道駅行きのバスに乗る。定刻よりも早めに来て、学園並木で時間調整をした。ここから乗る身にはありがたい。降りる人が多くて、残った乗客は少なかった。このバスは谷田部の町中を通る経路になっているのだが、ここでも祭りのため迂回して町中は通らなかった。特に渋滞にも巻き込まれず、スムーズに到着。乗客は少なく、水海道駅まで乗ったのは私ともう一人だった。
帰りは関東鉄道→つくばエキスプレス→JR武蔵野線というルートで帰った。各地で祭りの余波を受けた路線バスの旅であった。