bs05. 北海道特別編5 網走→知床 2003/08/15

行程

網走駅前(北海道網走市)←bs04
 ↓網走バス(1120円・約65分)
斜里駅前/斜里ターミナル(北海道斜里町)
 ↓斜里バス(1650円・約60分)
知床自然センター(北海道斜里町)
 ↓斜里バス(900円・約45分)
知床大橋(北海道斜里町)

経過

#325 網走駅前→斜里駅前  網走バス  1120円  6:45発  約65分

網走から斜里まで直行する便はこの1便のみである。あとは、小清水町内で乗り換えとなる。網走駅前が始発で、その後で市中心部を経由するが、誰も乗る人はいなかった。オホーツク海沿いを走る国道244号線を東へ進む。目新しいのは、浜小清水駅が新しくなっていたことか。朝早いが観光客が数人いた。結局、途中のバス停からも誰も乗らないまま、終点斜里駅前に到着。

#326 斜里ターミナル→知床自然センター  斜里バス  1650円  11:00発  約60分

斜里では時間が有り余っていたので、とりあえずJRに乗ったりしていた。斜里に戻ると、羅臼行きのバスが待っていた。予定ではこの次の知床大橋行きのバスに乗る予定だったのだが、窓口の人に聞くところによると、斜里から知床大橋行きの乗車券を買うと、その乗車券があれば途中下車してもかまわないという。それであれば、ここで乗車券を買って、とりあえず羅臼行きのバスに乗って、途中下車して知床大橋を目指したほうがいい。そういうわけで、乗る予定のなかった羅臼行きのバスに乗る。1日に1便しかない。さすがに観光客が多かった。斜里ターミナルを出て少しすると、海沿いを走ることになる。釣りをしている人が多くいた。オシンコシンの滝という滝があって、バスからもその滝を見ることができた。周辺は滝の見物客が多くいた。ウトロ営業所で二人下車。八人くらいが乗車。ウトロ市街は渋滞していたが、信号を抜けると解消された。観光船客引注意と書かれた看板が印象的だ。少しして、知床自然センターに到着。私はここで下車。このバスはここから知床峠へと向かう。

#327 知床自然センター→知床大橋  斜里バス  900円  12:40発  約45分

自然センターで情報を仕入れようという魂胆で、パンフレットくらい置いてあるかと思ったら、そういう役立ちそうなパンフレットは全部有料だった。自然を守るには金がかかる。結局、そばを食べるにとどまった。このとき、ソフトクリームの割引券をもらった。帰りにも寄る予定なので、そのときにソフトクリームを食べようと思う。

知床自然センターの先にある知床五湖から知床大橋までは、7月29日から8月20日までの間、マイカーが通行できないようになっていて、知床自然センターに車を停めてそこからシャトルバスに乗ることになっている。そのシャトルバスが20分に1本の割合で運行されている。このシャトルバスは斜里で買った切符で乗れる。私が乗ったのは、最初に乗る予定だった斜里から来た知床大橋行きのバスで、このバスもシャトルバスのダイヤに組み込まれている。知床自然センターの時点では座席の半分が埋まる程度だったが、次の臨時駐車場で満員状態になった。知床五湖で乗り降りが少しあって、ここから先はマイカー規制の区間に入る。砂利道だった。車がすれ違うのもやっとという道だったが、ピーク時にはなんと20秒に1台の車が通っていたらしい。これではマイカー規制されて当然である。カムイワッカの滝で私を除く全員が下車。ここから滝を上っていくと温泉があるそうで、行く気は全然なかったのだが、その方向を見て、その気持ちがより強くなった。人多すぎ。カムイワッカの滝から少しすると、終点知床大橋に着。知床大橋というからには、そういう橋があるらしいのだが、先日の大雨でその方向に行くのは危険らしい。そういう警告を受けたので、とりあえず降りて、知床大橋バス停周辺の空気を吸った後、折り返しのバスに乗った。

補足

この後、折り返しのバスで知床五湖に行って、知床自然センターに戻ってソフトクリームを食べた後、ウトロ乗り継ぎで斜里に戻った。斜里からはJRで網走に戻った。知床五湖から知床自然センターに戻るときは、バスが遅れていた上、しかも残席1という状態でどうにかバスに乗ることができた。乗れない人は次のバス待ちである。それくらい混んでいた。

函館から知床までバスで行くというのは、数年前から計画を立てていたのだが、本当にできるのかなというのが正直な気持ちだった。チャンスは1年に1回、盆休みの時期しかない。ただ、この時期の決行というのが、まさに絶好のタイミングだったことは確かで、そのタイミングを逸することなく、無事に完了できたというのは、何よりだったと思う。

集計


初出 : 2003/09/15
最終更新 : 2003/09/15
自由活動領域 >  路線バスの旅 >  特別編 >  第5回