新座市役所(埼玉県新座市) ↓西武バス(210円・約15分) 栗原/栗原公民館前(埼玉県新座市) ↓新座市内循環バス(150円・約15分) 新座市営霊園/都民農園セコニック(埼玉県新座市) ↓西武バス(210円・約15分) 朝霞駅南口/朝霞駅東口(埼玉県朝霞市) ↓東武バスウエスト(200円・約15分) 北朝霞駅(埼玉県朝霞市) ↓東武バスウエスト(210円・約10分) 下宗岡三丁目(埼玉県志木市) ↓国際興業(170円・約5分) 市場坂上(埼玉県志木市) ↓東武バスウエスト(170円・約10分) 新座団地入口(埼玉県新座市) ↓西武バス(190円・約20分) 新座市役所(埼玉県新座市)
以前、志木・朝霞・新座一周の旅というものを行ったが、今回は、去年に新設された新座市内循環バス「にいバス」の初乗りや、今年7月に利用終了となるバス共通カードの惜別などを交えて、前回と逆回りで、新座市、朝霞市、志木市を一周する旅を行う。スタートは新座市役所とする。朝早いため、志木駅からバスではなく、東上線で朝霞台駅まで行き、そこから東久留米駅行きのバスに乗って新座市役所まで行った。
▼[ひばり71]ひばりヶ丘駅北口行き
志木駅とひばりヶ丘駅を結ぶバスに乗る。私もこの系統のバスは使うことが多い。このバスが第一便ということになる。そういうことからか、立つ人がいるくらい混んでいた。ただ、空いている座席があったので私は座る。すぐに降りていく人が多くて、本多一丁目を過ぎた頃には空いてきた。片山小学校を過ぎると今度は乗ってくる人が多くなり始める。そして、新座市最南の地区である栗原で下車。
▼新座市役所行き(南循環 左回り)
西武バス栗原バス停から新座市内循環バス栗原公民館前バス停に移動する。このバス停、南行はバス停の位置が異なるが、北行はバス停の位置が同じである。要するに、降りた栗原バス停と同じ場所に新座市内循環バスのバス停はなく、乗る栗原公民館前バス停に行ったら同じ場所に西武バスのバス停があったということだ。場所も名前もあわせたほうがわかりやすいと思うのだが。
やってきた新座市内循環バスに乗る。このバスに乗るのは初めてである。先客は一人であった。野寺、片山、池田の既存路線バス空白地を進んでいく。中には狭い道路もあったが、バスの車体が小さいのでその点は楽そうだ。乗降客はなく、途中で時間調整をすることもあった。敷地内にバス停がある新座市営霊園で下車する。(福祉の里)という副バス停名がついているが、新座市の施設である福祉の里までは少し離れている。新座市営霊園でも数分間停車していた。
▼[泉32]朝霞駅南口行き
新座市営霊園から都民農園セコニックまで5分くらい歩く。都民農園セコニックというバス停名であるが、住所は埼玉県新座市となる。少し歩くと東京都練馬区となる。東京都方面から来てここが終点の路線が設定されており、バスの折り返し場が併設されていた。私が乗るのは大泉学園駅北口から来た朝霞駅南口行きである。新座市から朝霞市に入る。陸上自衛隊の施設に囲まれた道路の並木道は、軍事施設の目隠しという意味もあるのだろうが、私としてはけっこう好きな道である。朝霞市街に向かうにつれて乗客が増えていく。今日乗るバスではいちばん混むと予想したが、立つ客がでるほどではなかった。
朝霞に着いて、次のバスまでだいぶ時間があるので、朝ご飯を食べて一旦家に帰ることにする。定期券利用で東上線に乗って帰るので、懐も痛まない。近場だとこういうことができる。
▼[朝02]北朝霞駅行き
出直してきて乗るのは、朝霞駅東口から出る、内間木支所経由の北朝霞駅行きである。朝霞駅から7、8人が乗ったが、すぐ降りていく人が多かった。東上線に乗れば一駅の区間だから、朝霞駅から朝霞台駅まで遠しで乗ったのは私だけだった。内間木支所は旧内間木村役場があったところだろうか。初めて通ったが、あたりの開発が進んでいない場所であった。
▼[北朝01]下宗岡二丁目行き
北朝霞駅から北に進んで志木市宗岡に至るバスに乗る。乗客は7人ほどだった。新河岸川に架かる宮戸橋を渡って志木市に入る。進むにつれ客は減っていき、乗ってくる客はなかった。下宗岡三丁目で下車。宗岡でも荒川に近い場所にあるので、あたりにそれほど店舗がないような場所であった。
▼[志01]志木駅東口行き
浦和と志木を結ぶバスに乗る。この路線には何度となく乗っている。この日は志木で祭りがあり迂回運転をする旨は掲示されていたが、迂回するのは夜で、この時間帯には影響がなかった。3分ほど遅れてやってきた。それほど混んではいなかった。志木市役所を過ぎてすぐ、市場坂上で下車。
▼[志24]新座車庫行き
市場坂上から乗るのは、運転本数が1日1本という、志木駅東口から市場坂上を経由して東武東上線をまたいで新座車庫に至るバスである。乗るのは初めてである。私としては勝手に幻のバスというイメージを抱いていて、本当に来るのかなとも思ったが、ほぼ時間どおりにバスはやってきた。当然のように乗客はいなかった。市場坂上から新座市に入ってすぐの富士見ヶ丘までが独自区間となる。東上線から南側は歩いてくることはよくあるが、バスに乗って通るとそれとは違った新鮮な感覚になった。終点一つ手前の新座団地入口で下車。
▼[ひばり75]ひばりヶ丘駅北口行き
最後に乗るのは、志木駅南口から来た大和田経由のひばりヶ丘駅北口行きのバスである。このバスは志木・朝霞・新座一周の旅のときに乗っているが、あれから運転本数が減って今では土曜・日祝日は1日2本になってしまった。既に親子連れが乗っていたが、すぐに降りてしまった。やがて新座駅に到着。ここからは数人が乗った。新座駅から新座市役所までの道は渋滞がひどかった。特に、ヤオコーのあたりの交差点を曲がるのに、何度も信号待ちをしなければいけなかった。このあたりの渋滞はいつものことながらひどい。そうして、新座市役所に到着。ここで一周の旅、完了である。
新しくできたバスや、運転本数が少ないバスなどを絡めて、前回とは逆回りで、無事一周の旅を終えることができた。バス共通カードはこの旅では新座市内循環バス以外の全てのバスで使い、新座市役所から志木駅に戻る際に使い切った。