村田営業所(宮城県村田町)←bc33 ↓宮城交通(1090円・約95分) 県庁市役所前(宮城県仙台市)→bc55 ↓宮城交通(1490円・約100分) 中新田西町(宮城県中新田町) ↓宮城交通(500円・約25分) 古川駅前/古川駅(宮城県古川市) ↓JR東北バス(890円・約50分) 築館町(福島県築館町) ↓宮交栗原バス(1000円・約50分) 一関駅前(岩手県一関市) ↓岩手県交通(710円・約65分) 水沢駅通り(岩手県水沢市) ↓岩手県交通(570円・約45分) 北上駅(岩手県北上市)→bc35
村田営業所から乗ったのは二人。途中、東北自動車道と並行する道を走る。高速道路を走っていると、右上左上に道が通っているのが見えたりするが、そのような道を走っている。村田町内ではほとんど人が乗らなかったが、仙台市内に入ると中学生が多く乗ってきた。そういう時間帯である。中学生は生出中学校前で降りていった。この辺りから仙台市への中心部に行く人がぞくぞくと乗ってくる。それに加え中心部に向かう車が多く渋滞にはまってしまう。平日のこの時間なので仕方がないが、次のバスのこともあるので多少はやきもきする。結局、バスは20分ほど遅れた。
仙台駅始発の中新田に行くバスはほぼ定時に到着した。途中まではほぼ市営地下鉄南北線に沿って進む。地下鉄八乙女駅では数分間停車。地下鉄八乙女駅は地上にある。その後国道4号線に入る。あけの平という新興住宅地も経由して、一人が降りた。仙台市北部から富谷町にかけて新興住宅地が点在している。その後富谷町役場を通って、大和町にある吉岡案内所で数分間停車。末端になるにつれ、さすがに客の数は減っていったが、それでも乗客がいなくなることはなかった。大衡村、色麻町と経由し、中新田に到着。町内はバリアフリーだからか、車道と歩道の区別がなく、何となく茨城県の岩井市を思い出した。
1時間ほど時間があったので、ここで昼食。雨が降っていたので傘をさしたが、傘をささない人もけっこういた。古川行きのバスは少し遅れて到着。最初のうちはかなり車内が暑くて参ったが、慣れたせいかそれほどでもなくなってきた。中新田はバッハと関わりがあるのかバッハホールなるものがある。それはいいとしても、バッハまんじゅうと言うのはいかがなものか。何でもまんじゅうにすればいいというものではないだろう。古川市中心部に入ると渋滞に巻き込まれた。地方都市の古い商店街はけっこう車の渋滞が激しかったりする。
JRバスなので、わくわくecoきっぷは使えない。ここでは現金で支払った。古川駅の時点は客は5、6人だったが、古川十日町で大量に乗車。20人以上は乗った。主に国道4号線を走る。高清水で降りる人が多数だった。築館まで行く人はわずかである。
築館からのルートが不確定だったのだが、中新田で宮城交通に電話をかけて築館から一関へ行く路線があることを知り、時間もちょうどよかったので、そのバスに乗る。運行は宮城交通子会社の宮交栗原バス。わくわくecoきっぷが使えるかどうか最初に聞いておこうと思っていたのだが、忘れてしまう。そのことで降りるときに少しトラブルになるが、結果的は使えた。国道4号線をひたすら北上。沢辺駅、有壁駅を経由して、一関駅に向かう、有壁駅は金成町にあるということは知らなかった。金成というとくりはら田園鉄道沿線というイメージが強いが、町域はそうなっている。一関市内は少し混んでいた。
ここからは岩手県交通のお世話になる。最初に3000円のバスカードを買った。有名な中尊寺を通るが、一関から乗っていた客は皆平泉駅前で降りてしまった。代わりに小学生を中心に何人か乗ってくる。中尊寺で降りる人はいなかった。中尊寺のまわりは賑やかだった。前沢では高校生がけっこう乗ってくる。水沢駅通りで下車。水沢駅に行くのには一つ手前のバス停で降りるのがいいようだ。
ようやく今日最後のバスに乗る。胆沢病院から来たバスで、既に何人か客が乗っていた。さすがにもう疲れた。乗る人はそれほどいないままで北上駅に到着。
この日から三日連続。一気に青森まで行く。前回の続きからということで村田まで行く必要があったが、この時間は村田に行くバスがないのでタクシーを使った。2310円、12分くらい。
この日はわくわくecoきっぷという仙台市交通局、宮城交通の地下鉄・バスがフリーになる切符を使った。ゴールデンウィーク限定発売で1000円。かなり安い。反則的な安さである。申し訳ないくらいだが、出ているものを利用しない手はないので、使わせていただいた。
どこで終わるか流動的だったのだが、北上まで来ることができ、結果は上出来である。