鵠沼車庫前(神奈川県藤沢市) ↓江ノ電バス藤沢(220円・約10分) 江ノ島海岸(神奈川県藤沢市) ↓湘南京急バス(300円・約35分) 鎌倉駅(神奈川県鎌倉市) ↓京浜急行バス(220円・約25分) 新逗子駅(神奈川県逗子市) ↓京浜急行バス(510円・約35分) 長井(神奈川県横須賀市) ↓京浜急行バス(380円・約30分) 三崎東岡(神奈川県三浦市) ↓京浜急行バス(510円・約50分) 三浦海岸駅(神奈川県三浦市) ↓京浜急行バス(400円・約20分) 衣笠公園(神奈川県横須賀市) ↓京浜急行バス(240円・約15分) 横須賀中央駅(神奈川県横須賀市)
前回の続きを行うために、新宿から小田急線を乗り継いで鵠沼海岸駅まで行き、そこから歩いて鵠沼車庫前バス停まで赴いた。
▼[11-1]藤沢駅行き(鵠沼海岸線)
鵠沼車庫前始発の江ノ島経由藤沢駅行きのバスに乗る。鵠沼車庫前から乗った人が私ともう1人いた。江ノ島までは海岸沿いの道を走っていく。マラソン大会があるらしくランナーの人がたくさんいた。また、サーファーの姿も多い。観光地らしい賑やかさがある。江ノ島の入口にあたる江ノ島海岸で下車。このバスは江ノ島海岸から江ノ島大橋を渡って江ノ島に入り、また江ノ島海岸に戻ってくるという経路になっており、私が降りた江ノ島海岸バス停は降車専用のような扱いになっていた。江ノ電バスのバスポールはなく、湘南京急バスのバスポールしかなかった。
▼[鎌6]鎌倉駅行き
ここでは1時間くらいの待ち時間があったが、さすが観光地なだけあって、江の島に渡って一周してきたら1時間くらいの時間は過ぎてしまった。江ノ島から来た鎌倉駅行きのバスに乗る。江ノ島から乗ってきた人が数人いた。すぐに江ノ島電鉄の線路を渡る。電車は通らなかった。その後すぐに湘南モノレールの下を通る。ここでは、ちょうどモノレールが発車するところだった。湘南モノレールの西鎌倉駅の少し先まで、モノレールの下を走ることになる。決して広い道ではないのだが、その上をモノレールが通っているといるのは特徴的である。この道はかつては京浜急行線という有料道路だったそうだ。鎌倉山でその道と別れ、鎌倉方面に進んでいく。大仏トンネルをくぐると鎌倉大仏の前になるが、観光客はほどほどいる程度で、スムーズに通り過ぎることができた。大仏前バス停での乗降客はなかった。鎌倉駅の手前でまた江ノ島電鉄の線路をわたって、鎌倉駅に到着。座席はだいぶ埋まるも、立つ客まではいない程度の乗客数だった。
▼[鎌40]新逗子駅行き
九品寺経由の新逗子駅行きのバスに乗る。以前に乗ったときは、ほとんどの区間を立って乗るほど混雑したが、この日は充分空席がある状態だった。鎌倉の細い道を通っていき、特に姥子台手前のトンネルのあたりは、バス1台通るのがやっとという細さだった。このトンネルをくぐって逗子市に入る。逗子市に入って、逗子駅に向かう客が乗ってきだす。このバスはJR逗子駅、京急新逗子駅を経由して、鎌倉駅に戻るというルートをとる。逗子駅で降りる人は多かったが、乗ってくる人もいた。次の新逗子駅で下車。ここでも数人降りた。乗る人もいた。
▼[逗6]長井行き
新逗子駅では三浦半島1DAYきっぷを1100円で買った。三浦半島の京浜急行電鉄、京急バスが乗り降り自由という切符である。ここから三浦半島をぐるっと回るので、この切符の存在はありがたい。ここから先に乗ったバスは全てこの切符を使っている。
逗子駅から来た、横須賀市西南部の長井に行くバスに乗る。だいぶ混んでいて立っている人もいたが、後ろのほうに空いている席があったので、座ることができた。ただ、すぐに降りていく人がけっこういる。やはり、葉山のあたりで降りる人が多かった。葉山町から横須賀市に入ると、海が見えてくる。この日は天気がよくてバス車内から富士山を見ることができた。前回乗ったときは、横須賀中央病院で降りたが、今回は終点の長井まで行く。ここまで来ると客はだいぶ減っていた。横須賀中心部への分岐点である林を経て、終点長井まで乗ったのは、私ともう1人だけだった。
▼[三11]三浦東岡行き
ここからは三崎口駅行きのバスが多いが、更に先に行く三崎東岡行きのバスに乗ることにする。三崎口駅行きのバスを2本見送って、その次の三崎東岡行きのバスは7分ほど遅れて来た。乗客は数人程度である。前回と同じように三崎口駅で大量に乗ってくると思ったら、予想に反して乗ってくる客は0だった。ここで数人が降りて、乗客は私ともう1人になる。三崎口駅から三崎港に向かう道も混んではいたが、部分的だった。こちらの車線は概ね順調に流れていく。途中で1人降りて、私1人が終点三崎東岡まで乗った。三崎東岡はちょっとしたバスターミナルになっている。
▼[海35]三浦海岸駅行き
三浦海岸駅行きのバスは引橋経由と剱崎経由があるが、三浦半島の東側を通っていく剱崎経由のバスに乗る。少し離れた場所にある京浜急行バス三崎営業所から来たせいか、始発地の三崎東岡の時点で4分程遅れていた。三崎東岡から2人、三崎港から3人が乗る。城ヶ島大橋までは4年前に乗った城ヶ崎行きのバスと同じ経路を通る。遅れているはずなのだが、やけにゆっくり走る。ただ、正確な到着時刻がわからないので何とも言えないが、最終的には数分遅れた程度だったようである。剱崎、松輪のあたりで乗ってくる人が多くて、座席がだいぶ埋まった。役場下というバス停があったが、かつて、このあたりに南下浦町の町役場があったのかもしれない。1955年に南下浦町、三崎町、初声村が合併して、三浦市ができている。
▼[衣2]衣笠十字路行き
三浦海岸駅から10人くらいが乗った。坂を上って畑が広がる風景に入る。横須賀市に入って、武山住宅バス停の先で右に曲がるが、左に曲がるとすぐに先ほど通った林に行き着くことになる。ここから横須賀方面に向かっていくが、道路は、渋滞というほどではないにせよ混んでいる。終点の一つ手前の衣笠公園で下車。後ろのほうに横須賀駅行きのバスが見えていたので、タイミングがあってそれに乗り換えられればいいと思っていたが、さすがにそれは無理だった。
▼[須4]横須賀駅行き
次に来た横須賀駅行きのバスに乗る。少し遅れてきた。10人弱が乗っていた。衣笠十字路のあたりで渋滞という情報があったが、スムーズに抜けることができた。税務署前のあたりから横須賀市街に入ってきた感がでてきて、横須賀中央駅のあたりは間違えなく街だった。このバスはJRの横須賀駅まで行くが、ほとんどの人が横須賀中央駅で降りた。私もここで降りて今日はおしまいとする。
以前に路線バスの旅で鎌倉、逗子、三浦半島に来たときはバスも道路も混雑だったが、今回はそれほどでもなかった。巡り合わせというのもあるのだろう。次回はいよいよ関東一周の旅の最終回となる。
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