７月の３連休にするつもりだった路線バスの旅ができなかったので、代わりに東上線のルートに沿って池袋まで行くことにする。志木から朝霞までは過去に乗ったことがあるので、朝霞から池袋を目指すことにした。そして、その先、新宿まで足を伸ばすことにする。
朝霞駅南口（埼玉県朝霞市）←bz01 ↓西武バス（190円・約30分） 新座総合技術高校（埼玉県新座市） ↓西武バス（210円・約5分） 長久保（東京都練馬区） ↓西武バス（210円・約20分） 成増駅南口／成増駅前（東京都板橋区） ↓国際興業（210円・約15分） 練馬車庫（東京都練馬区） ↓国際興業（210円・約30分） 池袋駅東口（東京都豊島区） ↓都営バス（200円・約20分） 東新宿駅（東京都新宿区） ↓都営バス（200円・約10分） 新宿駅西口（東京都新宿区）→bz01
朝霞から成増に行くバスはあるが、平日１本しかなく乗れないので、遠回りすることになる。朝霞駅から大泉学園行きのバスに乗る。バス停の前には長い行列ができていた。時刻表を見ると発車時刻を１分過ぎている。まだ来ていないのだと考え、列に並ぶ。バスはなかなか来なくて、発車時刻から10分ほどしてやっと来た。このバスは乗るときに行き先を申告する方式なので、それに従い乗り込む。途中、渋滞に遭う。これが遅れの原因である。特に自衛隊の敷地に囲まれた道路はかなり流れが悪かった。このあたりは道路もそれほど広いわけではない上に人口密度は高い。そのような地域で皆が皆、車で移動したら渋滞するのは当たり前だろう。新座市に入って、新座総合技術高校で下車。時間はかかったが、多少早く着いてもバス停で待つ時間が長くなるだけだから、この遅れは問題がなかった。このあたりは新座市とは言ってもほぼ東京都だ。
上石神井駅から都民農園、新座総合技術高校、長久保をぐるっと回ってまた上石神井駅に戻るバスに乗る。乗客はいなかった。三停先の長久保で下車。これしか乗らなくても均一運賃210円で、先ほどの30分乗ったバスよりよりも運賃が高い。長久保は最近になって羽田空港行きのバスも通るようになったが、西武バスの駐留場があることを除けば普通の住宅地だ。
大泉学園から来た成増駅南口行きのバスに乗る。３分ほど遅れて到着。埼玉県に戻って和光市の南を通る。「和光市南」というそのままなバス停もある。再び東京都に入って、成増駅南口に到着。
今度乗るバスも成増駅南口に停まるはずなのだが乗り場が見つからなかったので、川越街道にある成増駅前バス停からバスに乗る。バスを待っている間小雨が降ってきた。このバスは石神井公園駅から来たバスで、10分弱遅れた。先客は少なく２人。ここからは鉄道の駅にも寄らず練馬車庫に行くだけなので、乗客も少ないのだろう。何故かまた自衛隊の敷地の前で渋滞。それ以外はスムーズに練馬車庫に到着。車庫の敷地内でバスを降りる。東上線の駅で言うと東武練馬に近い。
光が丘から来た。池袋駅東口のバスに乗る。このバス停は川越街道沿いにある。２分ほど遅れてやってきた。乗客はけっこういる。よく考えると、列車で何度となく池袋に行っているが、路線バスで池袋に行くことは初めてのことだ。熊野町から東上線をまたぐ高架の道路を通りサンシャインの前を経由して、三越の手前に停車。池袋駅東口とはいえ、駅からは少し離れている。
池袋と渋谷を結ぶ都営バスに乗る。このバスは運転本数も多い。発車間際に並ぶ座席もほぼ埋まり、座りたい人は次のバスを待ち、立って乗ってもいい人が乗ってくるという具合だ。バスは明治通りを進む。一部、都電と並走する区間もある。地下鉄13号線の工事を行っていた。開通すればこのバスへの何らかの影響がでるだろう。また、東京は坂が多い街であることを実感できた。新宿に近づいて乗客が増えてきた。
東京女子医大から来たバスに乗る。立っている人がいたが、後ろのほうには空席があったので座った。さすがに日本有数の繁華街である新宿を通り抜けるのは苦労する。東側から山手線をくぐって新宿駅西口に着。小田急ハルクの脇に停まった。
バスの乗り継ぎで感じたことは、やはり鉄道は速くて便利だということ。それを言ってはお終いだが。