bz35.山原到達之巻 名護→奥 2007/01/08

導入

4年半前に沖縄を路線バスでだいたい一周した。その時本部半島を一周したが、沖縄本島の北端である国頭村方面には行かなかった。そこで今回は国頭村の奥まで行くことにする。かつて辺土名から奥を結ぶバスは沖縄バスと琉球バスが運行していたが、今では村営バスが走っている。

行程

名護十字路(沖縄県名護市)←bs06
 ↓沖縄バス(920円・約45分)
辺土名(沖縄県国頭村)
 ↓国頭村営バス(600円・約40分)
奥(沖縄県国頭村)

詳細

#554 名護十字路→辺土名  沖縄バス  920円  9:53発  約45分

名護十字路でバスを待っていると客が乗っていない67系統辺土名行きのバスがやってきた。結論から言うと、最後まで私以外の乗客はなかった。名護は雨が降っていたのだが、バスに乗る頃には止んでいた。北に進むと雨が降ってきたが、そのうち雨は止んだ。途中、宮城島という島を橋で渡るが、島を通っているという実感は全くなかった。後で地図を見て気がついた。国頭村の中心地である辺土名でバスを降りる。辺土名には大きなホテルやauショップもあり、思ったよりも都会だ。

#555 辺土名→奥  国頭村営バス  600円  11:30発  約40分

辺土名から国頭村村営バスに乗る。一日三便でこのバスが第一便である。ここが始発なはずだが、既に一人の客が乗っていた。乗るときにどこまで行くかを訊かれる。運賃掲示板やアナウンスというものは一切ないので、乗るときにはどこまで乗るかを自ら宣言するくらいの勢いで乗りたい。ラジオはかかっていた。途中の集落でもう一人の乗客が降りて貸し切りになる。このバスは辺戸岬にも立ち寄る。民間のバスが運行していたときは立ち寄らなかった。観光客の利便を考えたものなのだろう。もっとも、バスで辺戸岬に行く人がどれくらいいるかはわからないが。当然のように乗ってくる客はなかったが、観光客の数はそれなりに多かった。ここから奥への道は両面を木に囲まれた坂道となり、いかにも奥へと進む道となる。そして景色が開けて奥の集落が見えてきた。

補足

奥には奥ヤンバルの里という施設がある。民具資料館を見てレストランで沖縄そばを食べた。民具資料館では奥集落の独自性を知ることができる。そして沖縄最古の共同店という奥共同店で買い物をした。名護まで同じルートを戻ってきたが、帰りは乗客はそこそこいた。

集計


初出 : 2007/01/14
最終更新 : 2007/01/14
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