路線バスの旅連続編の最終回を行う。5月に寝過ごさなかったらこの旅をする必要はなかった。そういうわけで、節約コースで青春18きっぷを利用。
志木から東上線、武蔵野線、京浜東北線経由で浦和まで出る。つもりだったが、時間があったので赤羽に向かった。赤羽から快速ラビットに乗る。快速ラビットは混んでいたが、小山あたりでだいぶ空いた。黒磯から郡山行きの列車に乗る。けっこう編成が長かった。6両くらいか。それでも乗客は多い。ラビットの次の列車でもこの列車に乗り換えられたのだが、座席確保のため一本早い列車に乗った次第。こんな調子だから白河とか須賀川あたりから乗ってきた地元の人は座れない。
郡山から福島行きの列車に乗り換える。おばさんの団体が、福島行きに乗っているとわかっているのに、地元の人にこの列車は会津に行くか訊ねていた。おそらく、郡山と福島と会津の位置関係がつかめていないのだろう。福島行きの列車はそれほど混んではいなかった。福島方面と会津方面で乗客が分散されたのか。
福島に到着。次の仙台行きは3分接続で、しかも階段を上り下りして別のホームに行かなくてはいけない。座席はほとんど埋まっていた。私はそれを横目に、改札を抜ける。ここから高速バスで山形へ行く。福島交通と山形高速バスという聞き馴れない会社の共同運行。山形高速バスは山交バスの関連会社のようだ。乗客はたった5人だった。少ない。普段もこんな感じだったら、完全に赤だな。1200円で安い。新聞も備え付けてあるし。道も空いていた。至って快適だったが、この路線の行く先は不安である。
山形からは路線バスの旅連続編第56回。これで米沢まで移動。米沢に着いた後は街を歩く。何やら祭りをしていた。米沢からは米坂線に乗る。米坂線今泉以西に乗るのは1995年以来。車中で駅弁を食べた。小国まで乗る高校生が多かった。
暑かったこともあってだいぶ疲れた。米沢からその日のうちに帰ろうかとか、新潟で泊まろうかとも思ったが、当初の予定どおりムーンライトえちごに乗ることにする。本当に、帰りの旅行は冗談の旅行ではない。新潟で時間がだいぶ余ったが、夜遅くやっていそうな店は駅前のファミレスしかなく、そこもかなり混んでいたので、結局待合室で時間をつぶす。さすがにムーンライトえちごは混んでいた。地元の女の子3人に囲まれた男性1人旅風というのがいて、かわいそうだった。結局、どこかへ移ったようだったが。
<行程>
志木→赤羽→黒磯→福島=山形=上山=赤湯=米沢→新潟→(ムーンライトながら・泊)
本当はこれから伊豆あたりに行こうかと思って、指定も新宿までとったのだが、おとなしく大宮で下車。埼京、武蔵野、東上線経由で帰る。
<行程>
大宮→志木
だいぶ疲れた。おそらく米沢を歩き回ったのがよくなかったのだと思う。せめて駅に荷物でも預ければよかった。旅全体としては、費用対効果という面ではうまくいったねという感想。福島−山形間を高速バスでつなげたのが大きい。