2003年秋・山陰 2003/10/31〜2003/11/02

目的

路線バスの旅とか、陰陽連絡線乗車とか。

本文

2003/10/31(fri)

仕事を終え、浜松町のバスターミナルへと向かう。ここから夜行バスに乗って鳥取へと向かう。又吉イエスのポスターに見送られて東京浜松町を後にした。

<行程>
浜松町=(夜行バス・泊)

2003/11/01(sat)

鳥取に着いた。まず、バスで吉岡温泉へと向かう。思った以上にこぢんまりとしていた。共同浴場は8時からということになっているが、早めに着いても入れてくれた。飾り気のない温泉。帰りは鳥取駅まで行かず倉見というバス停で降りる。そこから鳥取大学前駅まで歩く。鳥取大学では学祭をやっていた。鳥取大学前から倉吉までJRで移動して、路線バスの旅単発編第2回。米子では「南大東から法界院(木次、山陰、三江、芸備、福塩、山陽、津山線経由)」という切符を買う。こういう特異な切符を買うのは少し恥ずかしい。一度広島経由で発券したのをやり直してもらって、なんとか購入。結果的には岡山−法界院は使わなかったが。

大東に着いた後は、時間があったので南大東に行く。そこから折り返して宍道に行く。宍道で列車を待っているときにサンライズ出雲を見る。いつかあの列車に乗りたいと思った。出雲市で泊。

<行程>
鳥取=吉岡=倉見…鳥取大学前→倉吉=下市=米子=松江=大東→出雲市

2003/11/02(sun)

出雲市から特急で大田市へと向かう。米子始発の特急だが、出雲市で降りる人がけっこう多かった。大田市から石見銀山に行くためにバスに乗る。客は私一人。女性の団体が大田市で降りたので、石見銀山に行くバスに乗るものだと思ったが。バスの運転士さんが石見銀山のパンフレットをくれた。

大森代官所跡で下車。さすがに観光客がいた。古い町並みを歩いたり、蕎麦を食べたりして、結果的には龍源寺間歩まで歩いた。大森代官所跡から龍源寺間歩までバスが運行しているが、時間が合わなかったので乗らなかった。龍源寺間歩ではちょうど団体の人と一緒に入ってしまい、細い一本道なのでなかなかじっくり見ることができなかった。歩いて引き返すときに龍源寺間歩行きのバスを見る。それの折り返しに乗る予定だったのだが、定時より遅れて運行されていて、しかもバスは大混雑。積み残しも出ていたのではないだろうか。大型バスは龍源寺間歩まで行けないのであういうことになっているのだろうが、それにしてもひどかった。結局、大森バス停でその折り返しである仁万行きのバスを待ったのだが、定時よりかなり遅れてバスは来た。大森代官所跡から乗った人と二人きりで仁万駅まで乗る。

仁万から普通列車で江津へ向かう。江津から本数が少ない三江線で三次に向かう。三江線は予想通りあれな客が多かった。詳述は避けるが、思わずひいてしまう行動をとる女性とか、おめでたいパパとか。この日は三次で泊。

<行程>
出雲市→大田市=石見銀山=仁万→江津→三次

2003/11/03(mon)

三次から福塩線に乗って福山に向かう。昨日三江線に乗っていた人も数人いたのがなんともかんとも。府中で乗り換え。さすがに午前に福山に向かう列車ということもあって混んでいた。福山に着いたらカレーで昼食。その後、特に理由はないが福山城に行ってみる。すると、なんと文化の日ということで入館料が無料というではないか。当然、入った。その後、県立歴史博物館も入館料無料ということで入る。毛利家の特別展をやっていた。あと、常設展として草戸千軒の展示を見る。草戸千軒という福山ならではの展示を無料で見ることができたのはラッキーだった。美術館は時間の都合もあってパスしたのだけど、後から考えると入ればよかったと思った。

快速で岡山に向かう。本当はここから法界院まで行って少し歩いて岡山空港行きのバスに乗るという趣向を考えていたのだけど、雨がかなり強く降っていたので、おとなしく駅から空港行きのバスに乗る。私が岡山に行くとなぜかいつも雨降りだ。しかも、飛行機は雨の影響を受けて離陸がほぼ1時間遅れた。前の便なんか2時間も遅れていた。

<行程>
三次→福山→岡山=岡山空港>羽田空港→志木

総括

天気に左右された部分があったが、計画を遂行できたという意味では概ね満足のいく旅だった。最近見かけることがなかった鉄道マニアだが、自分が鉄道マニアな行動をとるとやっぱり見かけるものだ。


初出 : 2004/02/02
自由活動領域 >  旅行記録 >  2003年 >  2003年秋・山陰