3・3・SUNフリーきっぷが今シーズン限りで発売を終了するということで、名鉄や近鉄の東側の未乗路線に乗ることを軸に、路線バスの旅などもしてみようかと思った、夏。
今回は東京駅から新豊田駅までバスに乗る。ドリームとよた号。3連休前の金曜日ということで、当然満席。実際には若干の空席はあったが。まずまず眠れた。
<行程>
東京=(ドリームとよた号・泊)
豊田に着いて、未乗の名鉄三河線に乗る。豊田市−上挙母、梅坪−猿投が未乗だった。豊田市駅で3・3・SUNフリーきっぷを買い求め、まず、上挙母まで乗る。本当は一つ先の土橋まで乗ろうと思ったのだが、上挙母で対向列車が来ていて、あれが次に乗る猿投行きだと思って列車を降りた。しかし、実際は豊田市止まりの列車であった。
上挙母から猿投まで乗る。猿投ではトンボ返りで梅坪まで戻り、梅坪から豊田線に乗る。赤池で下車して、ドニチエコきっぷという名古屋市交で土日休日に使えるフリー切符を買う。これが600円で安い。地下鉄に3回乗れば元が取れる。名古屋まで行って大きな荷物を置いて、栄に出てカゴメ直営のレストラン、籠目屋に行った。朝はモーニングをやっている。私はほぼ毎日野菜ジュースを飲んでいて、半分以上はカゴメだから、まさにカゴメ愛用者だ。私が入ったときは客が一人もいなくて少し驚いたが、後で二組入ってきた。上品な感じのモーニングであった。しかし、この籠目屋は今はもう閉店してしまった。
名鉄広見線の新可児−御嵩が未乗なので、そちらを目指す。以前は明智から八百津線が通っていたが、今は廃止となっている。その代替バスが明智から出ているというのに少し驚いた。犬山方面から行くと新可児で乗り換えて、一駅乗って明智でもう一回乗り換えて、八百津まで行かなくてはいけない。代替バスも可児まで乗り入れればいいと思うのだが。御嵩は未だ鉄道が残っているだけあって、それなりに大きな街だった。中山道の宿場町であり、駅から近い場所で展示があったのでそれを見た。
御嵩から岐阜経由で一宮に行く。一宮から玉ノ井までが未乗。奥町で降りる人が多い。玉ノ井まで行って名古屋に戻る。もう一度栄に行って、ヨコイに行った。なんか冷房が故障したということで、早めに閉店するとのこと。私が行ってすぐに閉店となった。
最後に名鉄築港線に乗る。大江から東名古屋港までの路線で、運転本数が朝と夕に限られている。早く大江に着いたので東名古屋港まで歩いてみた。工場があり、どちらかというと殺風景だ。東名古屋港から大江まで乗った人は三人で、もう一人は趣味っぽい人だった。
名古屋に戻って近鉄特急に乗って一気に大阪まで行く。青山町あたりで鹿にぶつかったとかで数分間停車したが、定時に大阪、近鉄難波に到着した。難波にあるホテルで泊。
<行程>
豊田→猿投→名古屋→御嵩→玉ノ井→名古屋→大阪
この日は難波から八木まで行って路線バスの旅を行うつもりだったのだが、寝過ごしてしまい予定の時刻の列車に乗れなかった。昨年9月に次いで二度目のことである。
代替案として和歌山電鐵に乗ることにする。以前の南海貴志川線で、今年の4月に移管されている。南海貴志川線時代にも一度乗っているからわかっているが、南海時代とほとんど変わっていなかった。経営の厳しさは相変わらずといった感がある。和歌山に戻って駅の地下でお好み焼きを食べる。大きなコップに入った水や布のおしぼりと、ポイントをついてくる。お好み焼きもおいしかった。
寄り道をしつつ大阪に戻る。帰り際に551で、豚饅と中華総菜を買う。店には行列ができていた。近くにあった店は客がいなかった。やはり人気があるということだろう。ホテルでビールとともに食った。
<行程>
大阪→和歌山→貴志川→和歌山→大阪
大阪から橿原に寄り道をして、四日市まで行く。名張からは特急に乗った。四日市から湯の山線に乗る。四日市を出た時点ではそこそこ客がいたが、湯の山温泉まで行く人は私しかいなかった。駅前にはタクシーとかバスとか待っていたのだが。私はといえば、雨が降っていたこともあってトンボ返り。帰りは湯の山温泉から乗った客は三人だけだった。途中からそれなりに乗ってくる。かつては湯の山温泉まで特急列車が乗り入れいたことが嘘みたいだ。
名古屋できしめんを食べて、新幹線で帰京。
<行程>
大阪→橿原→湯の山温泉→名古屋→東京
また寝過ごしたことは慚愧の念に堪えない。前回は災い転じて福となす、となったが、今回は悪くはなかった、という程度だ。次回以降はちゃんとしたい。