直前まで予定を立てていなかったが、折角の三連休なので、そのうちの二日間で岐阜に行くことにした。
通常、23時台の夜行バスで旅立つとなるとかなり時間を持て余すのだが、この日は遅くまで仕事をしていた。23時少し前に新宿に着いた。勝手に23時30分発のバスかと思っていたが、間際に確認したところ23時30分だった。しかも、三連休前の夜行バスということで、新宿の高速バス乗り場は異常に混んでいた。バスも台数を増して運行しているので、なかなか発車に時間がかかるのだ。結局30分以上遅れて出発した。既に日付が変わっている。バスは満席。そもそも、私が予約したときは最後の1席だった。
<行程>
新宿=(・泊)
だいぶ遅れて出発したが、春日井に着いたのは遅れなかった。まず恵那まで行く。恵那まで行くということで、本当はバスで多治見まで行ければよかったのだが、予約しようと思ったときには既に満席だった。青空フリーパスという名古屋圏のJR乗り放題の切符を買う。この切符を買うのは初めてだ。多治見で途中下車して朝食をとって、恵那まで行って明知鉄道に乗り換え。明智行きの列車はそれほど乗客はいなかった。岩村ですれ違った恵那行きにはけっこう乗客がいた。
明智を少し見てまわる。大正村ということになっているが、思った以上に観光然とはしていない。明智からは瑞浪行きの東濃バスに乗る。これはけっこう混んでいた。
瑞浪から名古屋経由で岐阜に行く。岐阜に荷物を置いて、そのあたりをまわる。
<行程>
春日井→恵那→明智=瑞浪→名古屋→岐阜
岐阜から路線バスの旅単発編第32回。谷汲口駅から樽見鉄道に乗って、モレラ岐阜へ行ってみる。電気店のテレビ売り場では中日戦を観戦する人がけっこういた。岐阜に戻って、新幹線に乗るべく岐阜羽島駅に行く。岐阜からでも名古屋まで行って新幹線に乗った方が、総合的にはいいと思う。試しに岐阜羽島から乗ってみただけである。駐車場があるので近隣に住んでいる人には便利ということと、名古屋と違って大型バスが乗り入れやすいからツアー客には便利、という面はあると思う。1時間に1本のひかりに乗って帰京。新幹線は満席だった。小田原、新横浜で降りる人が多かった。
<行程>
岐阜=大垣=谷汲→本巣=岐阜→岐阜羽島→東京→志木
実はこの旅程を思いついたのが一週間前で、バスや新幹線なども慌てて予約したのだが、そういう急ごしらえの旅にしては、まずまずだったと思う。