bz32.西濃探索之巻 岐阜→谷汲 2006/09/17

導入

岐阜県の西部をまわる。かつて名鉄の線路があった場所も訪れることになる。

行程

名鉄岐阜(岐阜県岐阜市)←bc25 | ←bc26
 ↓岐阜バス(490円・約25分)
墨俣(岐阜県墨俣町)
 ↓岐阜バス(170円・約15分)
大垣駅前(岐阜県大垣市)
 ↓名阪近鉄バス(710円・約40分)
大野バスセンター(岐阜県大野町)
 ↓名阪近鉄バス(340円・約15分)
本揖斐(岐阜県揖斐川町)
 ↓名阪近鉄バス(420円・約15分)
谷汲山(岐阜県揖斐川町)
 ↓名阪近鉄バス(250円・約5分)
谷汲口駅(岐阜県揖斐川町)

詳細

#539 名鉄岐阜→墨俣  岐阜バス  490円  7:55発  約25分

かつて新岐阜と呼ばれた名鉄岐阜から墨俣行きのバスに乗る。高校生を中心に十人ほど乗った。次のJR岐阜駅西でも何人か乗った。後は乗る人はいなく、降りていくだけである。鶉ターミナルというバス停があるが、ターミナルの言葉とは裏腹に、少し広い土地があるくらいで建物もなかった。長良川を渡って墨俣に到着。終着地ということで、こちらのほうがターミナルっぽい。

#540 墨俣→大垣駅前  岐阜バス  170円  8:32発  約15分

降りた場所から少し大垣寄りに大垣行きのバス乗り場がある。バスは早めに来て墨俣で数分間停車した。揖斐川を渡る。結局、もう一人しか乗ってこなかった。かつて岐阜から大垣まで路線バスが結ばれていた。岐垣線というのはその名残である。そういう経緯からか、岐阜から墨俣で乗り換えて大垣方面まで行く場合、運賃が通しで適用されるようだ。本来墨俣から大垣までは340円であるが、170円の支払いで済んだ。岐阜から大垣まで通しで乗る人は皆無だろうが、途中から乗ったり、途中で降りる客はいるかもしれない。

#541 大垣駅前→大野バスセンター  名阪近鉄バス  710円  9:11発  約40分

大垣総合庁舎から来た大野バスセンター行きのバスに乗る。乗っていた客もいたが、大垣駅前で全員降りた。大垣駅前から五人ほど乗る。東海道本線をまたいで、大垣駅北口にも停まる。ここでは一人が乗ってきた。北上して神戸の街中を経て、東に向きまた揖斐川を渡る。少し進むと、廃止された名鉄揖斐線の駅だった黒野駅の前を通る。駅舎や施設は形をとどめているが、管理されていないようで少し荒れている感がした。町役場の近くにある大野バスセンターに到着。

#542 大野バスセンター→本揖斐  名阪近鉄バス  340円  11:10発  約15分

大野バスセンターから近鉄揖斐駅へと行くバスに乗る。この系統には黒野から近鉄揖斐駅まで乗ったことがある。今回は途中の本揖斐まで乗る。黒野から本揖斐までは名鉄揖斐線が通っていた。その代替バスという意味からか、遠回りになるが黒野も経由する。乗降はなかった。本揖斐までで延べ三人が利用した。本揖斐駅は完全に無くなっており、線路があったと思われる場所も草地になっていた。

#543 本揖斐→谷汲山  名阪近鉄バス  420円  11:58発  約15分

近鉄揖斐駅から来た横蔵行きのバスに乗る。濃尾平野から山の中に入っていく。かなり険しい道であった。トンネルを抜けると旧谷汲村内に入る。少し進んで谷汲山に到着。ここで降りる。結局、乗客は私だけだった。谷汲山にはたくさん人がいた。

#544 谷汲山→谷汲口駅  名阪近鉄バス  250円  13:35発  約5分

谷汲山華厳寺を参拝して近くを散策して、谷汲口駅行きのバスに乗る。乗客は私と二人組の観光客の三人。谷汲山に公共交通交通で行く人は1%もいないだろう。途中までは廃止された名鉄谷汲線の跡に並行する形になる。谷汲駅は今でも保存、管理されており、谷汲線を走っていた電車も留置されている。名鉄谷汲線の代替バスとして黒野から谷汲まで行くバスも運行されていたが、廃止されている。また、揖斐川町内を走る名阪近鉄バスも、10月から揖斐川町コミュニティバスとして運行され、運賃もかなり安くなる。このあたりの公共交通は民間が独立しての運営が成り立たないということだろう。根尾川を前に左折して、間もなくして谷汲口駅に到着。

補足

人が多かったのは大野の郊外店とか谷汲山とかで、バスはだいたい空いていた。帰りは樽見鉄道に乗ったが、こちらはそれなりに乗客がいた。

集計


初出 : 2006/09/24
最終更新 : 2006/09/24
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