名古屋駅(愛知県名古屋市)←bc09 ↓名古屋市営バス(200円・約25分) 上小田井駅(愛知県名古屋市) ↓名古屋鉄道(520円・約35分) 岩倉駅(愛知県岩倉市) ↓名古屋鉄道(440円・約25分) 尾張一宮駅前(愛知県一宮市) ↓名古屋鉄道(480円・約25分) 川島(岐阜県川島町) ↓岐阜バス(590円・約30分) 新岐阜(岐阜県岐阜市)→bc26 | →bz32
今日のトップバッターは名古屋市営バスで、市営バスのバスターミナルへと向かう。名駅26系統平田住宅行きに乗る。同じ乗り場の別系統のバスには女子高校生を中心にたくさん人が乗っていったが、このバスに乗ったのは二人だった。もう一人の人が名塚中学で降りて、乗客は私一人になった。名古屋から上小田井まで行くのであれば普通は名鉄を使うのであろうが、途中から乗ったり降りたりする人がいないというのはなんとも寂しい。寂しいまま上小田井駅に到着。乗る人が一人いた。
次に乗るバスは名鉄バス。ということで、「名鉄グループ7社3DAYフリーきっぷ」を使う。ここからも乗ったのはたった二人。上小田井駅を出ると東名阪自動車道の下を延々と行き、高速道路とお別れしてすぐの比良口までバス停がない。比良のあたりは名古屋市営バスも走っている。近くに肖像画を売る店があり、名古屋らしく星野仙一氏の肖像画があったが、微妙に似ていなかった。片場のあたりで西春駅と名古屋空港を結ぶバスを見かけた。あのバスに乗ったのは1995年、名古屋に大学受験に行ったときである。結果は不合格だった。その後は、あまり人の乗り降りはなく、終点岩倉駅に到着。ここまで上小田井で肉まんを食べた以外は何も食べていないので、ファストフードで一息つくことにした。
岩倉から一宮までのバスは15分に一本と頻発している。乗る人も前の二本のバスとは比べるまでもなく多かった。途中から乗る人、降りる人もけっこういた。 ここらへんの市のイメージというのがいまいちつかめないのだが、岩倉市は思ったよりもこぢんまりしていて、一宮市は思ったよりも広々とした印象だった。尾張一宮駅は外見はかなり古くさかったが、中に入ってみるとそうでもない。
一宮で昼食を摂る。今度乗る川島行きは名鉄新一宮駅に隣接しているバスターミナルから発車する。その次のバス停が尾張一宮駅前である。大抵の場合始発地から乗るだろうが、尾張一宮駅前で乗る人も私の他に一人いた。川島行きだが、一宮市内までで全員降りてしまった。川島町に入ると、岐阜県に入ったことになる。少しぼーっとしていたら、次が終点とのアナウンスが。予備知識と違っていたので少し慌てて降りる準備をする。慌てていたので、フリー切符を呈示しただけで、整理券を入れるのを忘れていた。後で見てみると、工事をしていて通行止め区間が発生しているため、臨時に発着地を変えているとのこと。名鉄バス、岐阜バスとも「臨時」と書かれたバスポールが立っていた。
その臨時のバス発着場で待っていると、岐阜バスがやってきた。少し古めのバスである。乗る人は私一人。木曽川を渡って、笠松町内に入って、岐南町内に入ってやっと一人乗ってきた。その後も乗客が少ないまま、JR岐阜駅の端をかすめて、新岐阜に到着。さすがに周辺は賑やかであった。
熊本から鹿児島まで1日で路線バスに乗り継ぐというのはかなりの荒行であった。この日はかなり酒を飲んだ。翌日も路線バスの旅を行う予定だった。金生町で降りたのはその証拠である。しかし、予定の時間に起きられず、次善の策として考えていた手段も失敗し、この編は鹿児島で終了ということにした。さすがに3日連続で疲れがたまっていたし、鹿児島まで来られただけでも満足である。
夜行バスで名古屋まで来た。今回、名鉄グループのバスに多く乗るということで、「名鉄グループ7社3DAYフリーきっぷ」というものを事前に買っておいた。これは、東海三県以外の旅行会社でクーポンを買っておき、それを現地で引き替えるという、やや面倒くさい方法で入手できる。名鉄グループ7社が3日間乗り放題で4000円というのはすごぶる安い。去年「3・3・3ワイドフリーきっぷ」を使ったが、この時期はそのフリー切符は使えないし、名鉄系だけ乗るのであればこの切符で充分である。名古屋は旅行センターに引き替えられると書いてあるが、朝早い時間は旅行センターはやっていない。そこで切符売り場に行ったところ無事引き替えることができた。
この日は岐阜に泊まった。ちなみに翌日も同じところで泊まった。