鎌ヶ谷大仏(千葉県鎌ヶ谷市)←bc03 ↓ちばレインボーバス(420円・約35分) 西船橋駅(千葉県船橋市) ↓京成バス(210円・約10分) 北方(千葉県船橋市) ↓徒歩 八方橋(千葉県市川市) ↓京成バス(230円・約20分) 市川駅(千葉県市川市) ↓京成バス(210円・約10分) 小岩図書館(東京都江戸川区) ↓京成バス(210円・約35分) 亀有駅(東京都葛飾区) ↓東武バス(400円・約45分) 吉川駅(埼玉県吉川市)→bc13 ↓東武バス(310円・約20分) 越谷駅(埼玉県越谷市) ↓国際興業バス(310円・約30分) 東川口駅(埼玉県川口市) ↓国際興業バス(280円・約50分) 浦和駅西口(埼玉県浦和市) ↓国際興業バス(310円・約30分) 志木駅東口(埼玉県志木市)→bz05
情報を集めた結果、とりあえず船橋方面に行くしかなさそうで、本意ではないが西船橋駅行きのバスに乗る。ちばレインボーバスだけに、バスの側面には虹が書いてあった。白井駅から来たバスである。白井駅と言えば、前回の起点だった小室駅と一駅しか離れていない。バスは鎌ヶ谷大仏駅をはじめ、馬込沢駅、船橋法典駅と鉄道に接続する。北方十字路という何も変哲もないようなバス停で大勢の人が降りた。ここは中山競馬場の最寄り駅で、降りた人は競馬場で働く人たちであろう。ほぼ満員だったバスはここで3人になったが、私の隣に座っていた初老の女性はバスが空いたにも関わらず私の隣に座っていた。結局終点西船橋駅まで隣だった…。運賃は少し高めの420円。バス共通カードは使えない。
西船橋から北方というバス停まで行く。北方は市川市になるらしい。途中の中山駅入口でも人が乗って、6人ぐらいの乗客。坂を登ってそれほど時間が経たずに北方に到着。普通の住宅街といった感じだ。
北方から市川駅行きのバスに乗るために歩く。10分ぐらいで八方橋というバス停に着いたが、バス停の時刻表には本八幡行きの時刻しか書かれていない。焦ったが、もう少し歩いたところに市川駅行きのバス停があった。すなわち、本八幡行きのバス停と市川駅行きのバス停が異なる場所にあったのである。もし八方橋に行くことがあるならば、この点は気をつけたほうがいいと思う。もっとも地元以外の人で八方橋のバス停を利用するケースは稀だと思うが。
住宅街と走るバスだけに、最初の頃はそれほどでもなかったが、だんだん混んできた。車内に貼ってあった学習塾の広告に「月謝1?,000円」と書かれてあった。「月謝1*,000円」じゃなくてよかったと思う。などとつまならいことを考えていた。市川駅の周りはさすがににぎやかであった。
市川駅から新小岩駅行きのバスに乗る。ところで市川駅の新小岩駅行きのバス乗り場はかなり危ない。大げさに言えば道の真ん中にバス停があるようなものである。関係各氏に改善を求める。バスは新小岩駅行きではなく、渋江公園止まりであったが、それはどうでもよかった。私が降りるのは小岩図書館であり、かなり渋江公園よりも手前である。それよりもこのバスは均一運賃なので、すぐ降りてしまう身としては損した気分である。何故小岩図書館で降りようとしたかというと、もし次のバスまで時間があったならば、図書館で時間をつぶそうと思ったからである。江戸川を渡り、東京都に入ってから二つ目のバス停が小岩図書館である。しかしというか案の定というか図書館は見あたらなかった。次に乗るバスは十分後に来るということでおとなしく待った。あとで地図を見たら、図書館はけっこう離れていた。
京成小岩駅から来た亀有駅行きのバスはかなり混んでいた。しかし、次の次のバス停である小岩駅北口でかなり人が降りたので座ることができた。ここらへんの地理に全く疎い私としてはどこを走っているのかよくわからなかったが、途中京成高砂駅を通ったりして、亀有の駅に着いた。
亀有駅で次に乗る吉川行きの時刻を確認したところ次のバスが約一時間後だったので、近くのデパートに行ったりして時間をつぶして、その時間になってバスを待てども来ない。そこで私は一つの結論に達した。「今日は平日ダイヤなのでは?」その時刻表には平日と休日の時刻が書かれていたが、私は疑うことなく休日のダイヤに従っていたのである。土曜日は休日ダイヤというのは、私の中では常識であった。しかし、今ここに私の常識が覆されたのである。実際、平日ダイヤである11:31にバスはやって来た。私の家の近くを走る東武バスは平日・土曜・休日祝日の三本立てなので間違えようがないが、二本立ての場合は注意が必要である。途中すごく渋滞する交差点があって(亀有駅の近く)、イライラした。また、最後の方に乗ってきた若い男の携帯電話が二度も鳴った。それが黄色5「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」だった。着メロなど流行にあわせて変えればいいと思っているのだろうが、このように少し変わった人に記録、公開されることもあるので、バスが空いていても携帯電話の着信音は切りましょう。
吉川駅からは越谷駅行きのバスに乗る。平日ダイヤの12:45発。吉川駅から途中までは乗客一人だったが、途中から人が乗ってきて、大相模小学校バス停で大量のスクールガール(高校生)が乗ってきた。うるさい。その話の内容はここに書けないほど生々しかった。
越谷駅では一時間ほど時間が余ったので、次回の為の取材もしたりして時間をつぶす。途中、「オウム対策なんたら」という看板が立っている所を通った。そういえばさっき「在家」というバス停を通ったな、と考えるが全く関係ないだろう。当たり前である。国際興業はバス停にバスの運賃が書いており親切である。
東川口駅で、私はトイレに行っていたのでその決定的瞬間を見ることはなかったが、ついに怖れていたことが起きたようである。それは何かというと、同じバスに続けて二度乗るという事態である。すなわち、越谷駅から来たバスが、そのまま浦和駅西口行きのバスになるということである。ということは、運転手さんも同じである。すなわち、私はその運転手さんに越谷から東川口で乗り換え浦和までバスで行く変な人と認識されるわけである。もっとも、今更気にするようなことではないが。途中、水道工事で渋滞に巻き込まれた。しかも、その水道工事はやる気がない(ように見えた)水道工事で、いらつく。その水道工事地点を通り過ぎた頃、今度はバスが急に混みだした。さすがは埼玉県の県庁所在地である浦和市である。結局、50分もかかってしまったが、定時で行けばもう少し短い時間で行けると思う。
ラストランナーは浦和から志木へのバスである。この路線は以前に何度か乗ったことがある。別所沼の近くを通ったり、荒川を越えたりとなかなか見所があるバス路線だと思う。バスはかなり混んでいた。しかも通しで乗る人がけっこういた。今年新しくなったばかりの志木駅東口にバスは着き、路線バスの旅南関東一周編は幕を下ろした。
前回の1週間後に決行。ルートに関しては事前に下調べをして臨んだ。時間は調べなかったが、それでもなんとかなったのは首都圏の強み。北方から八方橋まで徒歩を入れたが、バスだけで行こうとするとだいぶ大回りになるので、これは仕方がない。
ちなみに好感度No.1は京成バスと書いた。ワーストは読んでそれぞれ感じて下さい、と書いたが、あえて言うならば新しい京成バスである。または神経性バスともいう。ちょうど巡り合わせが悪かったのだろうけど。