忍ヶ丘駅(大阪府四条畷市)←bc11 ↓京阪バス(250円・約35分) 枚方市駅(大阪府枚方市) ↓京阪バス(250円・約35分) 樟葉駅(大阪府枚方市) ↓京阪宇治交通(560円・約50分) 京阪宇治(京都府宇治市) ↓京阪宇治交サービス(380円・約30分) 維中前(京都府宇治田原町) ↓京阪宇治交サービス(560円・約50分) JR石山駅(滋賀県大津市)→bc30 | →bz09
1年半ぶりに来る忍ヶ丘だが、それほど変わりはなかった。四条畷駅から来るバスはほぼ定時に到着。一人客が乗っていた。忍ヶ丘駅から乗ったのは私一人。既に乗っていた客はすぐ降りてしまったが、東寝屋川駅で一人乗車。ここで数分間停車。高田と書いてこうだと読ませるバス停のあたりからぞくぞくと人が乗ってきた。このあたりから枚方市駅に向かう人が多くなるのだろう。運転が少し荒めだったような気がした。
先ほど乗ったバスは南口に着いたが、このバスは北口発。先ほどとは違って、最初から乗る人が多い。枚方市から樟葉までだったら京阪電車で数分だが、このバスはその鉄道路線と離れて走る。小松製作所前というバス停で数分間停車。快速藤阪ハイツ行きに抜かされたのちに出発した。招提あたりからは人がたくさん乗ってくる。その後も乗客は増え、立客まででた。
一日二本、日祝日運行という稀少なバス路線である。客は私を含め二人だったが、もう一人はすぐ降りてしまった。"男山"という地名でいつの間にか京都府に入っていたことを知る。久御山町に入り、久御山団地から乗る人が多く、乗車率が高くなる。このあたりはバスが多く運行されているから、久御山団地から乗る人は一日に二本しか走らない路線に乗っているという感覚はないだろう。バスは近鉄大久保に到着。ここで私以外の客が全員降りた。これにはびっくりした。次のJR新田駅で一人乗って、あとは何人か乗って、降りてで、京阪宇治に到着。
宇治田原方面へのバスは30分に1本ある。バスもほぼ満席でかなり需要があるのだろう、と思ったら、ほとんどの人が宇治市内で降りた。特に太陽が丘ゲート前で降りる人が多かった。皆、ゲートに向かっていった。宇治田原町に行く人はわずかである。宇治田原は緑茶発祥の地というだけあって、町中にも茶畑があった。町中に茶畑があるのは珍しいと思う。ちなみに維中前というのは、近くにある維孝館中学校の前ということ。
京阪宇治から乗ってきた人がそのまま待合室に座って待っていたので、石山駅行きのバスに乗るのだと思ったら、謎のコミュニティバスに乗っていった。コミュニティバスの時刻表がなかったので謎なのだが、13:30発のようである。石山駅のバスに乗ったのは私は1人である。この路線も一日二本しかない。かなり狭い道をゆっくりと走っていく。物好きが乗らなければ客はゼロなわけで、客がいない中この細い道を走る運転士の気持ちは察するに余りある。寿長生の郷に立ち寄るために一端脇道に入るが、ここで乗る人もいなかった。大石小学校はバスの発着点になっていて、何台かバスが停まれるスペースがある。実際二台ほど停まっていて、一台は石山行きだった。何人か人が乗っていたようだが、こちらの方が先発する。こちらのバスに乗る人はいなかった。立木観音でようやく中年女性二人が乗車。ここからは、近郊路線と何ら変わりがない。石山に向かう人が何人か乗ってきた。
夜行バスで近鉄大久保まで行き、そこから新田辺・京田辺でJRに乗り換え、学研都市線で忍ヶ丘まで行った。近鉄大久保まで乗ったのは、学研都市田辺よりもバス運賃が250円安いからである。 スルッとKANSAI3DAYSチケットを買っており、今日乗るバス路線は全てスルッとKANSAI3DAYSチケットで乗れる。もちろん近鉄大久保から新田辺までもロハで乗れる。
一日二本しかない路線を二度も乗ってこれほどまでにうまく乗り継げるというのは嬉しいものである。最初は京都市中心部を経由する予定でいたが、この経路がうまくはまったのでこちらを採用した。結果的に京阪グループのバスのみの乗車となった。