2004年夏・中部近畿 2004/08/06〜2004/08/14

目的

1978年の最長片道切符の旅の続き。夏休みを利用したロングラン。青春18きっぷを使いまくる。

本文

2004/08/06(fri)

仕事を普通に終え家に戻り、23時頃家を出る。東上線、武蔵野線と乗り継いで西国分寺まで行く。武蔵野線は実に混んでいた。西国分寺で日付が変わるのを待つ。

<行程>
志木→西国分寺

2004/08/07(sat)

8月7日になった時点で青春18きっぷの利用を開始。駅員はムーンライト信州に乗ると思ったかもしれない。混んでいる中央線に乗って高尾まで行く。高尾からはバスに乗って、24時間営業の健康ランドのような施設まで行く。歩いていけないこともないが、この遅い時間に初めて行く施設に歩いていくのは危険だ。バス停から数分歩いて到着。こういう施設で夜を明かすのは二度目。仮眠室も完備されており、中年の女性もいるくらいだった。ただ、こういう施設を使うのは最終手段にしたい。コンセントが自由に使える宿泊施設に泊まりたい、というのもある。今回は家からすぐなのでその点は問題なかったが。

朝は高尾の駅まで歩き、そこから1978年の最長片道切符の旅第16日。青春18きっぷシーズンの東海道本線はたいへん混んでいる。いい年した人も長距離乗車をしているようで、素直に新幹線に乗ればいいのにと思う。天竜浜名湖鉄道に乗ったときにはだいぶ癒された。最後に乗った飯田線では、雨のため遅れがちで進み、ついに平岡で立ち往生。携帯電話(ヴォーダフォン)も通じずに参った。結局1時間半遅れで飯田に到着。飯田はこの日祭りがあったらしく、祭りとダイヤ乱れで駅はたいへんなことになっていた。

<行程>
西国分寺→高尾→甲府→富士→掛川→新所原→豊橋→飯田

2004/08/08(sun)

1978年の最長片道切符の旅第17日。この日は何事もなく小出に着けた。

<行程>
飯田→岡谷→小淵沢→小諸→軽井沢=横川→高崎→水上→小出

2004/08/09(mon)

1978年の最長片道切符の旅第18日。小出から小千谷まで直線で行けば近いものを、大回りをして一日かけて移動したという日。

<行程>
小出→会津若松→新津→新発田→新潟→柏崎→宮内→小千谷

2004/08/10(tue)

1978年の最長片道切符の旅第19日。糸魚川から南小谷に行く列車は1両編成だったが、かなりの混雑。いい加減うんざりしてくる。

<行程>
小千谷→十日町→豊野→直江津→糸魚川→松本

2004/08/11(wed)

1978年の最長片道切符の旅第20日。亀山行きの列車が少し遅れるというアクシデントがあったが、大勢に影響はなかった。

<行程>
松本→中津川→名古屋→亀山→津→松阪→新宮

2004/08/12(thu)

1978年の最長片道切符の旅第21日。加茂から乗った関西本線が混みすぎて腹立たしいことしきり。加茂駅で2両編成が寝ているのに、1両編成で動かしてアホちゃうかと、関西弁で問い詰めたい。

<行程>
新宮→和歌山→奈良→京橋→木津→柘植→草津→山科→近江塩津→長浜

2004/08/13(fri)

1978年の最長片道切符の旅第22日。この日も米原からの普通列車が劇混み。ただ、これは東京でコミックマーケットがあって、しかもムーンライト九州からの乗り継ぎ列車の乗り継ぎ列車という特殊事情を考慮に入れていなかった私にも非がある。とはいえ、地元の人はたいへん迷惑だろう。その疲れもあって、岐阜から富山まで一気に特急に乗ってしまった。

<行程>
長浜→米原→岐阜→富山→敦賀

2004/08/14(sat)

1978年の最長片道切符の旅第23日。京都から西明石まで空いている新幹線が快適だった。尼崎で旅を中断し、伊丹までJRで行って、伊丹からはバスで大阪空港へ。そこから飛行機で東京に戻る。いつもは、木更津の方から羽田を目指す航行ルートなのだが、この日はお台場の方を回っていった。ライトアップされた観覧車が見えたり、花火が見えたり。空いていたので窓側にしたのだが、それがばっちり見えてよかった。定期券がなくて青春18きっぷを持っていたので、武蔵浦和経由で帰った。浴衣姿の人を多く見た。

<行程>
敦賀→西舞鶴→豊岡→福知山→京都→西明石→尼崎→伊丹=大阪空港>羽田空港→志木

総括

飯田線のアクシデントは肝を冷やしたが、あとは予定どおりに事が運んでよかった。おそらくここまで長期間の行程で、ほとんどを列車に乗って過ごすというような旅は最後だと思う。最後にしたい。


初出 : 2005/03/14
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